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[カーデザインレビュー] スバル・新型レガシィ - 2009.05.25 Mon

 最近コレというモデルがなく間が空いてましたが、久しぶりにクルマの話題。新型レガシィです。

↓旧型レガシィ(B4:4635×1730×1425、WB=2670)
subaru_legacy_B4(2003).jpgsubaru_legacy_tw(2003).jpg
↓新型レガシィ(B4:4730×1780×1505、WB=2750)
subaru_legacy_B4(2009).jpgsubaru_legacy_tw(2009).jpg


 サイドビューだけ見ると、ボディが厚くなり背も高くなり、今風の高級セダン風にリファインされたのかという感じなのですが・・・。実際このクルマを最初に見たときの印象は「どこか野暮ったい」というものでした。

 原因は3つあると思います。1つは背の高さの割りに幅を抑えていること。例えば背高セダンの代表として日産・フーガ(4930×1805×1510)、日産・ティアナ(4850×1795×1500)などと比べても幅に対する高さ比率が大きいです。幅高さの比率的には三菱・ギャランフォルティス(4570×1760×1490)に近いと言えます。ギャランフォルティスも実際見ると、背が高い印象があります。

 原因の2つ目、3つ目の前に、スポーツセダン代表でマツダ・アテンザ、高級背高セダン代表でティアナと比べてみましょう。
↓マツダ・アテンザ
mazda_atenza_frontm.jpgmazda_atenza_front.jpg
↓スバル・レガシィB4
subaru_legacy_frontm.jpgsubaru_legacyB4_front.jpg
↓日産・ティアナ
nissan_teana_frontm.jpgnissan_teana_front.jpg

 というわけで、原因のあと二つですが。1つはフロントオーバーハング部分の絞り(面取り)が少ないので、フロントが重く見えること。上の3車はいずれもサイドビューでのフロントオーバーハングの長さは同じくらいですが、アテンザ・ティアナともその部分を絞っているため、斜めから見るとオーバーハングが短く見えます(向こう側の前輪の位置を比べるとよくわかります。特にアテンザは顕著)。これはFFセダンでは最近の流行と言える処理です。

 もうひとつは、キャビンの絞りが少ないこと。キャビンを上に向けて絞っていくことで、キャビンの部分を軽く見せ、安定感を出す手法ですが、3車を比べるとレガシィだけ、キャビン側面の傾きが少ないことがわかります。内部の居住性重視の方法で、最近だと初代のマツダ・アクセラセダンが同じことを謳っていたように思います。ただ、全幅1780という幅なら、もう少し見た目を重視してもいいんじゃないかなあという気がします。特にセダンでは。

 最後にディテールですが、先代モデルがかなり繊細な面構成が特徴だっただけに、新型の大味な(失礼!)造形が気になります。また、一時期のスバルが標準にしようとしていた「スプレッドウィング・グリル」も、もう完全に消失したようで、無難なフロントになってますね。個人的には結構意欲的で好きだったんですが。

メーカー車   種独断的デザイン採点
スバルレガシィB4(2009)45点
スバルレガシィツーリングワゴン(2009)60点

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[カーデザインレビュー] トヨタ・新型プリウス、ホンダ・新型インサイト - 2009.01.13 Tue

 デトロイトショーの目玉として発表された新型プリウスと新型インサイトのデザインについて考えてみましょう。インサイトは2シーターの現行と比べても仕方ないので、両車を現行プリウスと比較してみます。
↓トヨタ・現行プリウス
toyota_prius(2003).jpg
↓トヨタ・次期プリウス
toyota_prius(2009).jpg
↓ホンダ・次期インサイト
honda_insight(2009).jpg

 後席ヘッドクリアランスが少なかった現行プリウスからすると、ボディ後ろの屋根の下がりが少なくなり、後席居住性が改善されていそうです。また、ハッチバックで空力重視である以上、必然とも言えますが、新型インサイトの屋根形状もそっくりです。その屋根ラインにしたがって全体のバランスをとるために、どちらもウェッジシェイプを強調するデザインになっていますね。Aピラーの付け根が前に出ているので、おそらく実車ではよりワンモーションが強調されて見えると思われます。

 プリウスとインサイトのプロポーション上の違いは、①インサイトのフロントオーバーハングが長いこと、②インサイトのホイールベースが短い分、リアのオーバーハングが長いこと、という2点です。そのために、インサイトの方がフロントが平べったく、リアにボリュームがあるように見えます。プリウスが現行型に比べミニバンっぽい雰囲気ですが、インサイトはホンダの燃料電池車FCXに近い雰囲気です。個人的にはインサイトの伸びやかなプロポーションはなかなか魅力的と思えます。

 横からの写真だとわかりにくいですが、ディテールも見ていきましょう。まずはプリウスから。フロントに関してですが、ライト形状は全体フォルムのクリーンなイメージに対して少し浮いている気がします。バンパー・フォグなどの要素はシンプルなのですが、まとまりが悪く少し煩雑な感じです。サイドの面はキャラクターラインの下に凹面を入れています。あまり幅を広げすぎずに現行よりも面の張りを出すための処理と思われます。写真で見る限りは悪くなさそうですが、この点は、実際に見てみないと評価しにくいです。

 続いてインサイトですが、フロントはかなりいいと思いました。FCX路線ですが、シンプルでクリーンな表情がハイブリッドというコンセプトにも合っています。ただ、サイドの面に関しては、キャラクターラインが低いせいか、サイドウィンドウ後端からリアコンビランプまでの曖昧で緩い面が目立っています。リアコンビランプが先代オデッセイそっくりの三角形状であることも影響して、上広がりの面になっており、不安定な印象です。プロポーションは面白いのにもったいない気がします。

 インテリアも見てみましょう。
↓現行プリウス インパネ
toyota_prius_in(2003).jpg
↓次期プリウス 左:インパネ、右:センターコンソール部分横から
toyota_prius_in(2009).jpgtoyota_prius_in_2(2009).jpg
↓次期インサイト インパネ
honda_insight_in(2009).jpg

 現行プリウスも未来的なイメージを上手く表現していたと思いますが、新型プリウスではより洗練された印象です。センターコンソールを高めに設定しているのはオーリスと同じですが、オーリスと違って下側の小物入れがかなり使えそう。デザインと使い勝手を両立していています。もっとも、ボルボのフローティングコンソールが既にあるので、斬新さは薄れますが。ディテールで面白いと思ったのが中央のエアコン吹き出し口ですね。助手席のモールと連続して薄くスマートな形状で、センター部分の高級オーディオ風なイメージを崩さないでいるところが巧いと思いました。

 インサイトのインテリアは、値段が安めで素材が安いということを差し置いても、ちょっとちゃちい感じ。円を多用して未来的なイメージを出そうとして、却って煩雑で子供っぽくなってしまっている印象。ナビの画面が助手席寄りであるなど、機能との両立という側面から見ても、厳しい。とは言っても、100万円代からという価格は非常に魅力的で、自動車販売不振の時代ではありますが、ハイブリッドの普及に一役買う可能性は大いにある一台だと思います。

■ 独断的デザイン採点
トヨタプリウス(2009~) 72点
ホンダインサイト(2009~) 72点

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カーデザインレビュー(5/25 スバル・新型レガシィ、追加) - 2009.01.13 Tue

 カーデザインに関するレビュー・雑記です。まだ発表前で資料が少ないものは雑記としています。

 発表直後のクルマについては、実車を見ないで写真からレビューすることが多いです(ホントは実際に見ないとわからない部分も多いのは確かなんですが)。もし、実車を見て印象が相当変わるようでしたら、記事を修正します。

■国産車
スズキ アルトラパン(2008~) レビュー
スバル レガシィ(2009~) レビュー
ダイハツ ミラジーノ(2004~) レビュー
トヨタ iQ レビュー
プリウス(2009~) レビュー
日産 フェアレディZ/370Z(2009~) 雑記/→レビュー
キューブ(2008~) レビュー
ホンダ オデッセイ(2008~) レビュー
アコード(2008~) レビュー
インサイト(2009~) レビュー
マツダ アテンザ/MAZDA6(2008~) レビュー
アクセラ/MAZDA3(2009~) 雑記/→レビュー
■輸入車
アウディ A4(2008~) レビュー
オペル インシグニア(2008~) レビュー
シトロエン C5(2008~) レビュー
BMW Z4(2009~) レビュー
■その他記事
2008年総括 個人的COTY(1) 国産車編レビュー
2008年総括 個人的COTY(2) 輸入車編レビュー



[カーデザインレビュー]ホンダ・新型アコード、マツダ・アテンザ - 2009.01.12 Mon

 昨年モデルチェンジした、マツダ・アテンザと、先日発表されたばかりのホンダ・アコードを比較しつつレビューしてみます。ついでに対抗馬として、このセグメントのFFスポーツセダンの代表格と言えるアルファ159も並べてみましょう。
↓アルファロメオ・159(4690×1830×1430、WB:2705)
alfaromeo_159.jpg
↓マツダ・アテンザ(4735×1795×1440、WB:2725)
mazda_6.jpg
↓ホンダ・アコード(4725×1840×1470、WB:2705)
honda_accord.jpg

 個人的にはこの3車は、どれもなかなか、メーカーらしさが出ているいいデザインではないかと思います。新型アコードは発表されたとき、キャラクターラインがアテンザにそっくりなのはどうなのよ?とか思いましたが、落ち着いてみてみると、最近のホンダのイカツイ路線を継承しつつ、なかなか巧くまとめているなぁと感じます。

 ボンネットのスラント具合や、フロントフェンダー周りの処理で若干の違いはあるものの、全体のプロポーションの中でこの3車の大きな違いは後ろ半分でしょう。まず、リアオーバーハング。アルファ159だけ、他の2車よりもオーバーハングが短いのがわかります。トランク容量を割切ってスポーティに見せることを選んだアルファと、実用性や落ち着き感を求めた他2車という感じでしょうか。その2車のうちでも、アテンザの方がリアの絞りが強く、実用性を確保しつつもオーバーハングを短く見せたいという意図を感じさせます。

 もう一つの違いはCピラーの着地位置です。リアタイヤ後端と比べてみるとわかりやすいですが、アルファ159→アテンザ→アコードの順で後ろ寄りになっています。アルファ159はリアガラスをラウンドさせてまでCピラーを前に出し、サイドウィンドウも小さくすることで、キャビンを小さく見せています。逆に、アコードはサイドウィンドウ形状こそアテンザと似ていますが、アテンザよりもCピラー自体を太くし、がっしり感と後席のプライベート感を感じさせ、よりプレミアム志向の強いデザインです。

 ちなみに、アテンザ・アコードのどちらも、フロントフェンダーを強調するデザインを採用していますが、FRのRX-8などと違い、FFである両車はフロントのボリュームが結構大きいです。そのため、後ろのボディのボリュームが大きいワゴンの方が、セダンよりもバランスがいいです。ワゴンボディの場合、上記のCピラーの特徴がなくなり、アテンザの後ろの絞りも少ないので、両車のプロポーションはそっくりです。

↓マツダ・アテンザスポーツワゴン
mazda_6_wagon.jpg
↓ホンダ・アコードツアラー
honda_accord_tourer.jpg

 最後にインテリアを見てみましょう。
↓マツダ・アテンザ(左:インパネ、右:メーター)
mazda_6_in.jpgmazda_6_in2.jpg
↓ホンダ・アコード(左:インパネ、右:メーター)
honda_accord_in.jpghonda_accord_in2.jpg

 インテリアの演出においては、アコードに一日の長がある感じです。立体的で高級感がありながら、煩雑になりすぎないアコードのインテリアは、最近のホンダ車のインテリアの中でも随一だと思います。ナビの視認性も良く、操作ダイヤルの位置も扱いやすそうです。アテンザは、白を効果的に使ってお洒落さを演出していますが、並べてみるとスポーティさも高級感もどっちつかずで、少し薄味です。メーターは両者とも凝っていますが、アコードの外周指針式メーターは高級感があります。シトロエンが採用していたものに比べ、格段に見やすそうなのは、さすが日本メーカーといったところでしょうか。

■ 独断的デザイン採点
マツダアテンザ(2008~) 82点
マツダアテンザスポーツワゴン(2008~) 86点
ホンダアコード(2008~) 78点
ホンダアコードツアラー(2008~)84点

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[カーデザインレビュー] 日産・新型フェアレディZ(370Z) - 2009.01.08 Thu

 正式発表前に軽く雑記を書いたこともある新型フェアレディZをレビューしておこうと思います。比較対象として何と比較しようかかなり迷いました。意外にFRの2シーターで屋根が付いているのがベースのコンパクトスポーツカーってないんですねぇ。そんなわけで、屋根なしがベースではありますが、BMWの現行Z4クーペと比べてみることにしたところ、なかなか面白いことがわかりました。

 新型フェアレディZはZ30のモチーフを入れてはいますが、プロポーション的にはむしろZ4の方がかつてのZ30に近いのです。というより、Z30をオーバーハングを切り詰めて細部を現代的にすると、まんまZ4のプロポーションになるくらいですね。全長の順に並べると次のようになります。

↓BMW・Z4クーペ(4091×1781×1268、WB=2495)
BMW_Z4coupe.jpg
↓日産・初代フェアレディZ=Z30(4115×1630×1290、WB=2305)
nissan_z30.jpg
↓日産・新型フェアレディZ=370Z(4250×1845×1315、WB=2550)
nissan_370Z.jpg
↓日産・先代フェアレディZ=350Z(4315×1815×1325、WB=2650)
nissan_350Z.jpg


 新型フェアレディZ、リアがポルシェに似ているなどという話もありますが、並べてみると、間違いなく先代がベースになっていることがわかります。全長・ホイールベースを切り詰め、リアをキュッと持ち上げた感じですね。初代Z30やBMW・Z4のロングノーズ・後ろよりキャビンのプロポーションとはまったく異なり、実際は先代よりさらにノーズが短くなり、前傾姿勢で塊感の強いフォルムになっています。

 ディテールも先代の伸びやかな感じからすると、シャープさと力強さを感じさせる方向になっています。前後ライト形状は言わずもがなですが、こうしてみるとAピラーと屋根のラインの「折れ」も初代と共通する懐かしさというよりは、シャープさを感じさせる要素の1つといえそうです。そして、後ろ下がり気味のショルダーライン(サイドウィンドウ形状というべきか)と先代より張り出した前後フェンダーが地面を掴むような力強さがあります。

 個人的に面白いと思ったのはドア下のサイドシル部分の処理ですね。前半分を内側に折ることで、ボディを薄く、なおかつシャープに見せています。エアロパーツを付けずにシャープに見せる方法としてはアリですね。確か少し前に発表されたロータス・エヴォーラも、これよりさらに大胆にサイドシルの処理をしていました。

 雑記の際に懸念点として書いた、縦型のドアハンドルもこうしてみるとそんなにおかしくなさそうだし、リアの重量感もいくつかの写真で見る限り、先代より軽減されています。外観に関してはかなりカッコいいのではないでしょうか?特に国産スポーツカーでここまで彫刻的塊感のあるデザインはこれまでなかったような気がします。街中で見かけるようになって、どう見えるかが楽しみです。

 インテリアは最近の日産車の流れに沿ったもので、シンプルで上質ではありますが、特にコメントすることはあまりない感じです。最近は国産車もシートの色などでお洒落さを出すようになってきたのはいいですね。

メーカー車   種独断的デザイン採点
日産フェアレディZ(2008) 90点

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