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[名作アニメレビュー] プラネテス - 2008.11.27 Thu

 宇宙を舞台にした作品を見てもあまりワクワクしなくなっていたここ最近でしたが……これはいい!実際、数十年後に実現できそうな世界観でありながら、宇宙へのロマンと夢を堂々と掲げる、そんな作品ですね。

 テクノーラ社の宇宙ゴミ(スペースデブリ)回収課に所属する「サラリーマン」星野八郎太(ハチマキ)。新人としてそこに配属された田名部愛。序盤、彼らとその周囲の人間模様を描きながら、後半は宇宙開発に関わる人々の様々な想いや、それに反発する政治的思惑・社会的思想も織り交ぜて一大ドラマを展開する。

作   品   名 総合評価 テーマ
構 成
脚 本
キャラクタ
動 画
演 出
背 景
美 術
音 楽
プラネテス 8.4
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 「踊る大捜査線」を彷彿とさせる会社内の描写は、実写ドラマでは結構定番になってきましたが、アニメでは珍しい。それぞれの人物を掘り下げる回があるので、回を重ねる毎に面白くなる。ストーリー的な面白さは第7話「地球外少女」で一段上に化けた感があります。また人物の動きなど、無重力ならではの動きをしっかり描いており、絵的にも面白いです。

 この作品のいいところは、物語の王道を押さえつつ、視聴者の予想以上のプラスアルファを付け加えて感動を与える脚本だと思います。特に前半の回では、それによってキャラクターの魅力を十二分に表現しながら、後の話数への伏線も張っており、第18話「デブリ課最後の日」までの展開は非常に素晴らしいです。

 実を言いますと、個人的には谷口悟朗監督の作品はちょい苦手です。登場人物を極限まで追い詰めてドラマを展開させいく手法をよく取るため、その結果としての彼らの選択に作り手が介入しているような感覚を覚えてしまうんですよね。

 この作品も終盤その傾向があるのですが、序盤で作り上げられたキャラクターたちがあまりにも魅力的なため、最終回まで先が気になってしょうがありません(笑)。第24話と第25話で半年以上時間が経過しているなどの視聴者をやきもきさせる演出手法はコードギアスに通じますね。

 そんな理由もあって、終盤のテーマであった「人と人とのつながり」という部分より、中盤での「自分の我侭を通せる人間だけが宇宙に挑戦できる」というテーマが印象に残っています。夢を追う人間にとっては、ある一面の真実。中盤でのハチマキの葛藤に共感できるのではないでしょうか?

 最後にBEST3エピソード感想です。
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ブログとgoogle検索 - 2008.11.25 Tue

 ブログ開設からそろそろ2ヶ月。なかなか思い通りのペースでは記事を書けないものですね。

 さて、開始直後にgoogleのインデックス登録だけは済ませていたのですが、なかなか検索に引っかからず2週間前くらいにようやく「カーデザインレビュー・オデッセイ」のページだけ引っかかるようになりました。

 どうもFC2の更新キャッシュの中のリンクから登録されたようでした。せめて、トップページが検索されるようになってくれ~と祈っておりましたところ、1週間程前、ついにトップページが検索されるようになったのです。

 わ~い。

 と思ったのもつかの間!今日検索してみたら、また「オデッセイ」のページだけ・・・。どんだけ、オデッセイが好きなんだよ!・・・というか最初に登録したインデックスはどこへ?

 何とか復帰してくれることを願っています。数日前引っかかっていたキーワードも、引っかからなくなってしまったみたいですし。よくあることなんでしょうか?どなたかご存知の方がいらっしゃったら教えてください。


 とか書いても、どれだけの人が見てくれることやら。とりあえずは、ちまちま更新して、あちこちのblogsearchから訪れてくれる人に期待です。ブログの道は厳しいですね(笑)。

[名作アニメレビュー] マクロスF - 2008.11.24 Mon

 第7話までで盛り上がりまくった期待感がだんだん下り坂になっていった作品(好きな方すみません)。で、全体的には評価は低いんですが、ある一点においてのみ、あまりにも突出している作品なので、これはレビューせざるを得ない、と思った次第です。

 宇宙移民船団マクロスフロンティアを襲う未知の生命体バジュラ。成り行きでバジュラと戦うパイロットになった主人公アルト。歌手を目指す記憶喪失の少女ランカ。銀河の妖精と称されるスター歌手シェリル。惹かれあう彼らだが、裏でバジュラに秘められた陰謀が動き出し、彼らは進むべき道の選択を迫られる。

作   品   名 総合評価 テーマ
構 成
脚 本
キャラクタ
動 画
演 出
背 景
美 術
音 楽
マクロスF 7.2
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 コードギアスR2、ガンダム00 2ndシーズンと並んで、話題性で言えば2008年のアニメの中でもトップを争う作品と言えるでしょう。そして、SFものの宇宙戦闘シーンにおける「歌と映像の融合」においては、おそらくアニメ史上(あるいは映像作品史上?)に残る作品と言えるかもしれません。

 菅野よう子による音楽は作品の要求に応えたもので、二人の歌姫に合わせた曲を書き下ろし。シェリル曲では「創聖のアクエリオン」で身に着けたと思われる捻くれた4つ打ちハイスピードポップ?に一層磨きがかかってます。ランカ曲では80年代J-POPを意識した懐かしげでキャッチーな楽曲(坂本真綾嬢に提供していた楽曲群に比べるとちょっぴり物足りない感もありますが……)。

 そして、そんな歌をバックに目で追いきれないくらいのハイスピードなCG戦闘の高揚感は素晴らしいものがあります。中盤、ちょっと目が慣れてしまいましたが、最終回はさすが、という盛り上がりを見せてくれました。

 褒めるのはこれくらいにして、まずいところを。ひとつは、中盤、キャラクターの掘り下げができておらず、テーマが散漫になっていること。

 青春モノ的な「自分の道を選択すること」、恋愛モノ的な「三角関係の行き着く先は?」、どちらのテーマも主人公が最後に選んだ結論は、問題の先送りとしか見えません。SF的な「異種生命体が共存できるか?」というテーマについても、ずっと引っ張った割りにあまりにもあっけなく、ご都合主義的な解決だと思います。

 もうひとつ、演出とシリーズ構成で気になった点を最後に語ってみたいと思います。

[名作アニメレビュー] Ergo Proxy - 2008.11.23 Sun

 その世界に一体となって、そこで起こっている出来事をただ見つめている。清潔なドームで暮らす「良き市民たち」の非現実感。荒れ果てた大地を駆ける船内での現実感。色々とずれた感覚が好きな人にはたまらない。

 荒廃した近未来の大地―――管理されたドームの中で生活する人々。謎の怪物を目撃した女性捜査官リル・メイヤー―――上からの情報操作で抹消された記録。いわれなき嫌疑によってドーム外に逃亡しようとする男・ビンセント・ロウ―――彼はただのありふれた男のはずだった。

 そして、「プラクシー」とは何なのか?

作   品   名 総合評価 テーマ
構 成
脚 本
キャラクタ
動 画
演 出
背 景
美 術
音 楽
Ergo Proxy 8.0 10
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 ある種ありがちなSF設定を、重厚な映像によって説得力あるものにしているこの作品。サスペンス要素、哲学的語彙を交えながら、アイデンティティの喪失と獲得を描くというテーマも世界観と良くあっています。

 中盤、精神世界で展開される話が多かったりと結構癖があります。実のところ、エンターテイメントとして見れば構成を失敗しているかもしれません。にも関わらずこの作品を取り上げたのは、映像美とともに、全体を通してキャラクターを丁寧に描いているため。あとは、僕がこの手のひねくれた作品が大好きだから(笑)。

 「アイデンティティの喪失と獲得」にしろ「アンドロイドの自我の獲得」にしろSFでは非常にありふれたテーマです。が、序盤から徐々にキャラクターイメージを変えつつ、きっちり掘り下げていっているので、終盤では彼らに感情移入できるようになります。また一見「俺たちの戦いはこれからだ」的な投げっぱなしエンドに見えますが、上に挙げたテーマの観点からすると、ちゃんとまとめていることがわかります。

 BGMは派手に主張する曲が少ないですが、OP、EDは特筆すべき素晴らしさ。EDでRadioheadを起用するなんて、洋楽ロックファンにはたまらないです。OPもどこかRadioheadに通じる幻想的なロックで、こちらはOP映像が非常に美しく、毎回飛ばさずに見ていました。

 ひとつ苦言を呈するならば、第15話のクイズショウ形式での作品世界解説ですかね。単体でみれば面白いですが、視聴者に世界観を補完させる手法としては少し厳しいものがあるかも。

 最後にベスト3エピソード感想です。


ブログ リニューアル - 2008.11.21 Fri

 ブログをリニューアルしようと思い、いろいろやってみた。

 前の青背景に白文字のテンプレは文字が小さいこともあり、どうも読みずらいと思っていたので、白背景のものを選んだのだが、ひとつまずいことが!

 これまでの記事で強調するところに黄色使っていたのが、白背景だとほとんど見えなくなってしまうのだ。おかげで、以前の記事まで遡って、黄色をベース色に変更(泣)。記事の形式を決めるときには、テンプレの変更であまり影響を受けないようにしないとダメですね。もうひとつ表の枠の色とかも全部変更するのが、面倒だったりしました。気をつけないと。

 まだ途中ですが、メニューを設置してみました。これで過去の記事へのアクセスがしやすくなるのではないかと。結構気に入ってます。

 ちなみに、このブログは設立当初から初心者でもできる簡単FC2ブログの作り方さんにお世話になってます。非常にわかりやすく説明してくださっているサイトさんなので、ブログを改良したい方は是非参考にしてみてください。

 見やすいブログになるよう、今後もいろいろ改良していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


[名作アニメレビュー]電脳コイル - 2008.11.20 Thu

 とにかく、面白い。余計なこと考えなくても見ているだけで楽しい、そして見終わった後にちょっぴり甘くてほろ苦い気分を残してくれる、そんな作品です。都市伝説やオカルトといったエンターテイメントにしにくい題材を上手く料理している作品でもあります。

 「電脳メガネ」と呼ばれる眼鏡型のウェアラブルコンピュータが普及している近未来日本。現実世界にネット上の情報を投影して見る電脳の世界は、子供たちにとって格好の遊び場だった。電脳技術にはその開発段階から様々な都市伝説が存在し、それらは噂話となって子供たちの間に広まっていた。

作   品   名 総合評価 テーマ
構 成
脚 本
キャラクタ
動 画
演 出
背 景
美 術
音 楽
電脳コイル 9.0 10 10
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 小難しい電脳世界を子供の視点から見ることで、何とも魅惑的でノスタルジックな近未来世界を構築している。この子供の視点というのが結構徹底していて、終盤になって、背後に大人たちの陰謀の存在が見え隠れしても、実際に画面に現れるのは、子供たちとその周囲にいる大人だけ。子供たちの世界というフィルターを通すからこそ、オカルトな話の現実離れした怖さが引き立っている。一方で大人と子供の関わりを疎かにしていないところも、この作品のいいところ(各話感想参照)。

 この作品はよく作画が凄い、と言われる。もちろん絵や動きも凄いけれど、一番の魅力はやはり緻密に組み立てられたストーリーの吸引力だと思う。物語の転換点がわかりやすい形で散りばめられていて退屈しない。また伏線の張り方が巧く次への興味が途切れない。

 大きな展開で分けると、下記のようになる。ネタバレを避けるため、あえて曖昧な表現をしてますが。

話数 内容 山場
第1~3話 プロローグ 駅ビル
第4~5話 ふたりの転校生 バス墓場
第6~10話 コイル探偵局事件簿(イサコの暗躍) 夜の学校、イサコVSサッチー
第11~13話 夏休み(短編×3)
第14話 総集編
第15~20話 最後の夏休み(ハラケン・カンナ編) 通路からの生還、VS 2.0
第21~23話 イサコの苦悩 学校に開いた通路
第24~26話 ヤサコの決意 コイルドメインの攻防

 1話完結方式で番外編的色合いが強い第11~13話(それでも全体の伏線はあります)と総集編以外、それぞれの章にビジュアル的にも派手な山場があり次の章に繋がっていく。

 特に後半は完全シリアス路線。カンナの事件や、イサコの背景などの重い心情や、微笑ましい恋愛描写など、繊細な心理描写が切ない。ふたりのヒロインがそれぞれ自分の弱さに気付き、それを乗り越えていくラストは感動もの。「灰羽連盟」が好きな人はきっと好きだろうと思う。百合好きな人もきっと好きだろうと思う(笑)。

 第5章の中盤から怒涛の展開が続き、各話ごとの引きが凄いので、もし今から見ようという人が入れば後半は一気見するつもりで見ることをススメます。

 最後に印象に残った3エピソードの感想などを。あちこちで傑作と言われつくした感のある12話「ダイチ、発毛ス」はあえて外します。


[カーデザイン]2008年個人的COTY(2) - 2008.11.19 Wed

 前回のエントリーからかなり間が空いてしまいました。早速、カーデザインに関する個人的COTY10ベストカーの発表、輸入車編+2008年個人的COTY、いってみたいと思います。まずは、10ベストカー、輸入車から6車種です。
フォルクスワーゲン・ティグアン
 とりたてて、目を引くところはなさそうな感じだが、バランスが良く素直にカッコイイと思える。フォルクスワーゲンといえば、ゴルフにしろ、パサートにしろ、面の張りがあまり感じられないデザインが多かったが、今年はシロッコ・パサートCCといい、少し色気のあるデザインを覚えてきたみたい。
BMW・MINIクラブマン
 後席スペース拡大目的ながら、伸ばしただけではない新たなキャラクターを獲得しているところが凄い。片側観音開きドア・シルバーに縁取られた観音開きのリアハッチは、「クラブマン」というイメージ戦略通り、アクティブさと非日常感を両立させている。胴長のダックスフントみたいなデザインは個人的には元のMINIより魅力を感じる。
アウディ・A4/A4アバント
 一見、これまでのアウディの延長に見えるこのデザインだが、優れている点が2つ。ひとつはハイデッキと後ろ下がりのキャラクターラインの両立の見事さ。もうひとつはフロントタイヤを前に出したことによるFR車のようなプロポーションを実現したこと。
シトロエン・C5
 流行の彫刻的な凹面を取り入れつつ、フロントオーバーハング長めのフランス車的なゆったり感がある。C6から継承したリアガラスの凹面など見所が多いが、破綻していない。
マセラティ・グラントゥーリズモ
 このスーパーカー的デザインで、大人4人乗りを実現しているパッケージングがここに選んだ理由のすべて。単純にカッコイイデザインは山ほどあるが、このパッケージングを間延びしないデザインで成立させたことに拍手である。それなりにデカイけどね・・・。
ジャガー・XF
 新生ジャガーデザイン。コンセプトカーのときよりフェンダーの膨らみやライト形状が大人しくなってしまったのが残念ではあるが、流麗なデザインである。個人的には外観よりもインテリアのセンスが素晴らしいと思う(これもコンセプトカーからすると見劣りするけれども)。

 というわけで輸入車の10ベストカーでした。結構華やかなラインナップです。ただ、マセラティとジャガーはまだ、実物を見たことがありません。たぶん青山辺りで張ってれば見られると思いますが。郊外では無理ですね・・・。すごい見たいのに・・・。

 続いて、個人的COTYいきます。前回の国産車編4車種、上記の輸入車編6車種の中から、今年のカーデザインのベストはコレにしたいと思います。

・・・・・・

・・・・

・・

2008年個人的COTY : アウディ・A4/A4アバント

 オーソドックスなセダン型ながら、完成度が非常に高いと思います。こんなデザインができるのか、と思いました。これを見てから現行TTのオーバーハングの長いデザインがあまりいいと思えなくなりましたし。近いうちにカーデザインレビューでもう少し詳しく取り上げたいと思っています。

 最後に、選外になった車種についてコメントです↓。

[カーデザイン]2008年個人的COTY(1) - 2008.11.13 Thu

 日本カー・オブ・ザ・イヤー、大方の予想通りトヨタiQになりましたね。まあ、そうなるだろうな、と思いつつ、個人的には以前のレビューにも書きましたが全肯定はしにくいです。まあ、COTYは例年、個人的にどうなのよ?という車が受賞することが多いのですが。

 そんなわけで、個人的にブログ上COTYをやります。このブログの性格上、個人的COTYデザイン部門といった感じです。そんなわけで、まずは10ベストカー。国産車から4車種、輸入車から6車種です。

 では、国産車部門、どうぞ↓。
トヨタ・iQ
 デザイン的にはあんまり、という評価をしたものの、過去に例のないパッケージングがもたらしたプロポーションの特異性だけでもココに入れる価値はあるかと。発売前じゃん!というのが引っかかるところではありますが。
トヨタ・クラウン/クラウンハイブリッド
 賛否両論ありそうですが、個人的には結構いい、と思っています。写真で見たときは先代の方がいいかな、と思いましたが、実車を見て考えが変わりました。複雑なラインを入れすぎず、存在感あるスタイリングを実現しただけでも、よくやった、と言いたいです。
 早く街中を走る箱型クラウンのタクシーも、先代や今回のモデルに入れ替わって欲しいもんです。フロントフェンダーあたりにアテンザにも似た感を感がありますが、これはベンツSクラスといい、たぶん今の流行でしょうね。ちなみにインテリアは煩雑すぎて×です。
マツダ・アテンザ
 今年のセダンデザインのベスト3に入る(と思っている)一台。最近のマツダのアイデンティティともいえるプロミネントフェンダーも大分板についてきたようで、斜め前から見るとオーバーハングが短く踏ん張っているように見える(サイドから見ると、FFなのでオーバーハングはやはり長いのだけれど)。
 全体のまとまりからすると昨年のデミオの方が上で、アテンザは大きさもデカイせいか薄味に見えてしまうのだが、ここまですっきりまとめているのは近年のセダンデザインの中では珍しく好感がもてる。素直にカッコイイしね。街中であまり見かけないのが残念。
ダイハツ・タント
 これ、なかなかいいんじゃないだろうか。以前ホンダ・モビリオが路面電車をコンセプトにしていたが、むしろこのタントの方が路面電車的である。水平基調のショルダーラインと短いボンネット、そして全体的な柔らかい線使いなど、まさに路面電車的な親しみやすさを感じる。いうなれば「キャラが立っている」のだ。
 ダイハツはワンモーションフォルムのムーヴもそうだが、トール部門の軽デザインでは多メーカーより明らかに抜け出た感がある。先日出たムーヴコンテも日産キューブの影響を感じさせるものの、単体としてみれば結構綺麗にまとまっていたし。

 トヨタが2台という自分でも驚きな結果。トヨタのデザインは複雑にしすぎるきらいがあって、メーカーとしては決してデザインがいいメーカーとは思っていないのだが、上の2台については評価すべき点があると感じている。どうも今年は全体的に不作な気がする。数年前、傑作を出しまくっていた日産がここにきて失速気味なのも痛い。

 つづいては、選外になった車種(の一部)については続きにて↓。

2008年秋アニメ雑感 - 2008.11.09 Sun

 なんだか題材とかスタッフ的に興味を引かれるものが多い今秋のアニメ群。とりあえず、見てるのはこんな所↓です。



■喰霊 零(~5話)

 第1話の噂を聞いたので視聴。衝撃の展開で先が読めないという評をよく目にする。ただ、時系列をシャッフルしているだけで、人物描写自体が浅く記号的な描き方に終始している点が気になる。話数ごとに作風を変えるのもいいけど、全体としてまとまりのある作品になるのかどうか。まだ視聴は継続しますが、いつ切るかわからない。近いうちに化けて欲しいなあ。

■かんなぎ(~5話)

 脚本倉田英之ということで視聴。かみちゅ!、バンブーブレードといい日常描写が中心のアニメでは非常に上手い人なので期待しているのだが、今のところ、ちょっと受け狙いのネタが多いかな・・・。まあ、今のままでも普通に気楽に楽しめる作品ではある。期待値はもっと高いのだけれど。あと、ヤマカン監督お馴染みのOPダンスはやはり上手い。飛ばさないで見てますよ。

■黒塚(~4話)

 時代劇ものかと思って最初は見るつもりがなかったのだが、どうもそうではないらしい、とわかり視聴。第1話の走るシーンで黒沢映画風横撮りとCGの組み合わせの迫力にまずやられました。というか、全体的にクオリティ高!!これだけ力を入れたアクション(バトル)シーンは久々に見たような。
 第3話からの近未来編は主人公が無口でぼそぼそ喋り、ときどき叫ぶのでTEXHNOLYZEを彷彿とさせます。世界観自体はありがちだけど、この手のはちゃんと作りこんでくれれば、すごい好き。まだテーマがわかりにくいところですが、ちゃんとテーマを描ききって完結してくれたら相当いい作品になりそう。

■地獄少女 三鼎(~4話)

 これはいつまで視聴するか謎。コメディ要素が増えたし不条理要素も増えて、なんだかよくわからん、というのが正直なところ。このシリーズは毎回ラスト近くにならないとテーマが見えてこないんだよなあ。背景や演出などはシリーズの中でもダントツ力が入っているので、期待したいところではあるのだけれど・・・。

■とらドラ!(~6話)

 原作ファンなので見てます。丁寧に作ろうという意図は感じ取れるのだけれど、2クールやるにしてはやたら、展開が速くないか?原作の良さはテンポのよい文体で、意外としっかりした心情描写をやっているところにあると思うのだけれど、どうもテンポの良さを重視するあまり、あちこち端折られているんだよなあ。また、脇役キャラ(独身とか、独身とか独身とか)印象薄いぞ~可哀相だぞ~。原作どおりやれば3話・4話のようなオリジナル回でわざわざ主要登場人物を掘り下げる必要はないと思うけれど。

■天体戦士サンレッド(~6話)

 えーと、一番見るつもりのなかったのがコレ。しかし、これは面白いですよ、奥さん(違)。15分弱という手軽さも相まって、ついつい何度もみてしまう(苦笑)。作っているスタッフがちゃんとしていると、低予算でもこれだけできるんだという見本みたい。ニコニコでコメント付きを見るのが、スタッフのお遊びも見られて楽しい。しかし、OPとEDやたらいいな。ちょちょいのパッパでほ~ら綺麗、ねっ!

■ミチコとハッチン(~3話)

 マングローブ製作ということで今期、一番期待していた作品。ネット上では声優が棒だとさんざん言われているが、個人的にはそんなに気にならない。ところどころ滑舌の悪さというか聞き取りにくさは確かにあるけれど。
 で、内容ですが、確かに期待値からするとまだもう少しはじけてほしいところ。ただ映像の色彩感がラテンな文化圏とよく合っていて飽きない。まだ序盤なので、全体を通してテーマを描くような作品になることを期待しています。一番の問題は、今期一番遅く始まったにもかかわらず、1話のあとに1週休みなんていう放送スケジュールだったと思うよ。

■魍魎の匣(~5話)

 原作未読。実写映画版だけ見ました。暗い雰囲気が好みなので見てますが、展開遅!しばらく様子見です。CLAMPのキャラデザはあんまり合っていないような気がするが、背景映像は綺麗です。特にCGの自動車はなかなか力が入っています。TVアニメの自動車デザインは最近まで手書きで崩れて見えるのが多かったから、感慨深いです(畦道を走っているのに妙に滑らかなのはご愛嬌)。黒塚といい今期マッドハウス頑張ってるなあ。

[名作アニメレビュー]かみちゅ! - 2008.11.08 Sat

 ここまで素直に笑ったり、ほろりとさせられたりする作品ってなかなかない。実は僕は1話だけ見て、しばらく放置してしまっていたのだけれど、作品の空気感がなじんでくるにつれどんどん面白くなるので、できれば続けて3話くらいまでは見て欲しい作品。 

 突然神様になってしまった中学生、一橋ゆりえ。でも全然ドラマチックじゃなく、冒頭「私、神様になっちゃった」と友人と話すと、「で、何の神様なの?」と問い返される。突っ込みどころはそこじゃないだろ!、というゆる~い空気感が作品全体に満ちている。

作   品   名 総合評価 テーマ
構 成
脚 本
キャラクタ
動 画
演 出
背 景
美 術
音 楽
かみちゅ!  8.2
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 設定が1980年代というのも、ああ、この感じを出すのは現代ではダメなんだろうなあ、と納得。何しろ、「千と千尋」みたいな異世界でなく、現実で神様・妖怪が普通に暮らしている世界なのだ(作中ではそれとは別に神様の世界も出てくるけれど)。尾道をモデルにした景色、特にときどきカットインする海や山や空が綺麗で、舞台に引き込まれる。

 もうひとつ、キャラクターデザインとその表情も特筆すべき。いわゆる最近の萌えを狙ったキャラクターデザインではなく地味な感じを受けるが、コロコロ変わる表情や口元の動きが、カワイイ。というか、あのリンゴほっぺが似合うキャラクターデザインというのは、貴重ですよ、はい。

 ちなみに、ゆりえのCVはMAKOさん。声優さんじゃなかったんですねー、すごい合ってます。EDも歌ってますが、サビのあたりの歌い方が少し川本真琴(知ってる人いるだろか?)を彷彿とさせて懐かしかったり。

 倉田英之の脚本が「ああ、こういう人っているかも」みたいなリアルさも備えつつ、クスリというちょっとした笑いや突込みどころを随所に散りばめていて楽しい。祀のあんまりと言えばあんまりな説得に、頬を赤らめてうなづいてしまうゆりえに何度「ちょろすぎる……(だが、それがイイ)」と突っ込んだことか。

 この作品は、DVD化の際にTV未放映の4エピソードが追加されて、全16話という変則的な構成なので、もし見る機会があるなら、やはり全16話見ることをオススメします。追加された4話の中でも「第8話:野生時代」と「第11話:恋は行方不明」は珠玉のエピソードだと思う。

以下、個人的BEST3エピソードと感想です。

[カーデザイン雑記]日産・新型フェアレディZ(370Z) - 2008.11.04 Tue

 先日、次期フェアレディZのオフィシャルフォトが公開されたので、それについて少々感じたことを書いてみたい。例によって資料は公開された数枚の写真しかないので、レビューというか雑記である。

↓公開された370Z
nissan_370Z_front.jpg
↓現行モデル(350Z)
nissan_350Z_front.jpg

 あきらかに現行(350Z)のイメージを継承しつつ、現行よりも凝縮感が増している。ボンネットの高さはほとんど変わらないはずなので、そこから判断すると、

①ドア幅、ドアと前後タイヤの距離の短縮→ホイールベースの短縮。
②特にドアとリアタイヤの距離の短縮によりキャビンの後ろ寄りが顕著。
③リアオーバーハングの縮小。はっきりとはわからないが、フロントオーバーハングの延長か?フロントバンパーデザインと相まってよりアグレッシブな印象。というか外部パーツ屋さんみたいなバンパーはあまり、ボディ全体に合っているとはいい難い(現行のバンパーデザインもどうかとは思っていたが)。

 現行型がどちらかといえばモダンでクリーンだったのに対し、新型はかなりレーシーで筋肉質な印象。また、屋根型とショルダーラインに初代フェアレディZ(S30)をモチーフにした要素を取り入れている。GT-Rの屋根形といい、最近の日産のスポーツカーは何故こんな懐古趣味なのか。

↓新型370Zのスパイショット
nissan_370Z_spy.jpg
↓現行350Z
nissan_350Z.jpg
↓初代Z(S30)
nissan_z30.jpg

 ショルダーラインのカーブは単なる懐古趣味だけでなく、リアの踏ん張り感を出していて、なかなかいい。Aピラーと屋根の折れ曲がりは、これは実際に見てみないと何とも言えない。写真で見る限りそこまで浮いてはいない(個人的にGT-Rの屋根型はちょっと無理矢理なこじつけだろ、と今でも思っている)。

 他に、細かいところでは、縦型のドアハンドルも現行型からの継承。正直、全体の流れを阻害しているように見えるので、横型にして欲しかった。

 最後に一番気になっているところは、実物を見ないと判断しようがない。現行Zは基本的にスマートなのだが、リアからの眺めだけ、妙に重たく鈍重に見えるのだ。もっと軽快感が欲しいところだと思っているのだが、新型ではどうだろう。オーバーハングが短くなっているので、それはプラス要素だが、Cピラーがリアのボディラインまで連続してしまっているので、よりボリューム感が増して重たく見えるのではないか、と思わなくもない。

 ネット上では鉤爪型のライトの形状があれこれ言われているようだが、パーティングラインに沿っていることもあり、個人的には気にならないレベル。全体的には、好印象である。とにかく、発売されて、実際に街中で見るようになるのを楽しみに待ちたいと思う。

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[カーデザインレビュー]トヨタ・iQ - 2008.11.02 Sun

 今月20日からトヨタiQの販売が始まる。全長3mに大人3人・子供1人が乗れるという革新的パッケージングということで、自動車雑誌などでは大々的に取り上げられている。実際横から見ると、どこに後席があるのかわからないような、特異なプロポーションを持っている。しかし、どうもデザイン全体から受ける印象がチグハグなのである。

toyota_iQ.jpg

 この車はスモールプレミアムという商品コンセプトで販売されるという。実際インテリアは高級感がある。しかし、複雑な数理面を使ったという外観は、見もフタもなく言ってしまえばどんな風に見せたかったのかわからない。

 雑誌などのインタビューを見ると、フロントはワンモーションフォルムではなくボンネットの存在感を出したかったという。しかし、ショルダーラインはボンネットの手前で途切れてしまっているし、フロントライトの形状もAピラー手前に伸びるような形状のため、ボンネットの存在感は薄い。

結局のところ、シンプルで魅力的なプロポーションを細かすぎるディテールが阻害しているように思えてならない。たとえば、iQより少し全長が大きくなるが、三菱iのワンモーションフォルムの方が先進的に見えるし、ほぼ2人乗りとはいえ、スバルR1の方が高級感がある。

↓三菱i(全長3395mm)
mitsubishi_i.jpg
↓スバルR1(全長3285mm)
subaru_R1.jpg
 これらの車の共通項はプロポーションを生かすために、ディテールを徹底的にシンプルでわかりやすくしていることだ。これらは軽とはいっても独自の存在感を放っている。

 実際プレミアムで売るなら、デザインはかなり重要な要素となる。レクサスのテイストとはあえて変えたものと思われるが、この小さい車にレクサス各車以上の複雑な要素を詰め込むくらいなら、レクサスのようにエッジを強調してシンプルにしたほうが良かったのではないだろうか。

 また、デザインに関する部分ではないが、この車のパッケージングで、気になる部分がある。助手席側を運転席よりも前に出すために、助手席側のグローブボックスさえも省略してしまっていることだ。車検証などをどこに入れろというのだろう。(追記:どうやら取り外しできるポケットバッグが付いているようです。薄いので、ホントに車検証入れ目的っぽいです。)

 この先、車はたぶんパッケージングが重要になってくるだろう、というのは個人的にも感じることである。コンパクトスポーツカーの売り上げでもアウディTTのような使い勝手の良いモデルが売れているように。しかし、ヨーロッパでのスマート専用駐車場に停めるためだけに全長3mにこだわったことで切り捨てた部分には、疑問が残る。

 もっとも今後トヨタがコンパクトカーを作る際にこのiQで培った技術を投入してくれるのは大歓迎である。この車はたぶん日本では軽に勝てないだろう。しかし、次世代コンパクトカー競争でトヨタが一歩リードしているのは間違いないところだ。 

メーカー車   種独断的デザイン採点
トヨタ i Q(2008) 74点

P.S. 11月4日追記。2008年COTYの10ベストカーにノミネートされたようだ。というか「10月までに発表された」車の中から選んでいるらしいが、11月発売なのにそれってあり?ひょっとしてCOTYのために前倒しして発表したのだろうか?といろいろ勘繰ってしまう。実際、受賞しそうだし。

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フィギュアスケート・ジャンプの見分け方 - 2008.11.02 Sun

 しばらく前、某小説を読んで、フィギュアのジャンプの見分け方を知りたくなったときに、ネットで調べたり、演技を見て自分なりに見分けやすい方法を探したりしたメモです。

 フィギュアのジャンプには、滑り足で踏み切るエッジジャンプと、滑りながら逆の足のつま先で氷を突いて踏み切るトゥジャンプがあります。回転方向は効き足にもよりますが、ほとんどの選手が半時計回りだそうです。

●エッジジャンプの種類と見分け方
名 称 難易度 踏切向き 滑り足 踏切足 着地向き 着地足
アクセル 前向き 左足 左足 後ろ向き 右足
唯一前向きに踏み切る。跳ぶ直前、右足を大きく後ろに振り上げボールを蹴るように勢いを付ける。
サルコー 後ろ向き 左足 左足 後ろ向き 右足
跳ぶ直前右足を付き、両足の膝から下がハの字の形になる。踏み切りから着地で足が入れ替わる。
ループ 後ろ向き 右足 右足(両足) 後ろ向き 右足
滑りながら左足を右足の前に交差するように出して、腰掛けるような姿勢で踏み切る。トゥループと並んで連続ジャンプの複数回目でよく使用。

●トゥジャンプの種類と見分け方
名 称 難易度 踏切向き 滑り足 踏切足 着地向き 着地足
トゥループ 後ろ向き 右足 左足 後ろ向き 右足
右足で滑りながら、左足を大きく後ろに伸ばしてトゥを突く。ループと並んで、連続ジャンプの複数回目でよく使用。
ルッツ 後ろ向き 左足(アウトサイドエッジ) 右足 後ろ向き 右足
フリップに対し、重心が左。後ろ向きで長い助走後に跳ぶことが多い。右足を大きく後ろに振り上げ、ボールを蹴るように氷を蹴る。
フリップ 後ろ向き 左足(インサイドエッジ) 右足 後ろ向き 右足
ルッツに対し、重心が右。フォアスケーティングの後、跳ぶ直前、後ろ向きにターンして跳ぶことが多い。ルッツと比べ、右足の振り上げが少ない。


 着地向きは必ず後ろ向き。着地足は基本的に右(効き足によりますが、逆の場合は踏み切り足も逆)なので、それ以外のところに注目していれば、結構見分けられます。あとは、日本語解説付きの映像を見て慣らしましょう。フィギュアスケートYoutube-動画Blogさんなどで、YouTubeの映像などをまとめて下さってます。

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