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Roland V-Piano 試奏!! - 2009.03.28 Sat

 発表されてからずっと気になっていたローランドのV-Pianoを、都内某所楽器店にて試奏してきました。60万円という値段はとても買えないので、試し弾きだけですが・・・。

 で、感想。

 スピーカーのない、いわゆるステージピアノということで、楽器屋さんに並ぶ「電子ピアノ」とはジャンルが微妙に違うのかもしれませんが、敢えて言います。

 これは現時点で最高の「電子ピアノ音源」です。

 そして、このピアノに使われている物理モデリング方式は、もしコストダウンさえできれば、これまでのPCM音源方式の電子ピアノを駆逐してしまうかもしれません。

 何しろ、演奏時のダイレクト感がまったく違います。これまでの電子ピアノはどこかしら「スイッチを押すと、音が流れる」的な感じが大なり小なり付きまとっていたのですが、V-Pianoではちゃんと「弾いてる」感じ。もっともモニタースピーカーなので、本体から音が出ている感じは乏しいです。

 少し前に物理モデリング方式のソフト音源pinoteqのトライアル版を試してみた際に、その自然さに驚くとともに、音質的にはまだ改善の余地ありだな、とも思いました。それに対し、V-Pianoは、音的にも本当に「ピアノ」。

 特に感心したのが、鍵盤を乱暴に叩くと音が「割れる」感じが再現されていること。これまでのPCM音源方式の電子ピアノでは「いい音」をサンプリングしているので、強すぎるタッチの場合のサンプリングは結構疎かにされていたように思います。ピアノ練習においては、音が割れないようにタッチを加減しつつ、強弱の調整をしていくものなので、本来かなり大切な部分のはず。「電子ピアノだけを弾いているとタッチが乱暴になる」という話はよく聞きますが、たぶんその辺りが原因でしょう。

 あとは細かい話。試奏はそんなに長い時間ではなかったので、機能的なことはあまり試せなかったのですが、ローランドの新しいPHAⅢ鍵盤はかなりいいです。タッチ感自体は現状のPHAⅡエスケープメント付きとほとんど変わりありませんが、連打性が大幅に改善され、ヤマハのGH3鍵盤と同レベルではないかと。

 そんなわけで、以上、興奮気味のV-Piano試奏レポートでした。



P.S. ヤマハのアバングランド発売で、「最高」は更新されてしまったかも…。値段的には既に生ピアノの値段だけど…。気が向いたらレポートUPします。


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WEB拍手お礼&スカイ・クロラ映画版と小説版の違いについて - 2009.03.24 Tue

 昨日のアクセス数が64と、ブログ始めて以来のすごいことに。見ていただいた皆様ありがとうございます。

 あと、はじめてWEB拍手いただいていたことに気付きました。これまでにも何度かいただいていたみたいで、大変失礼いたしました。

 お礼ページの作り方がイマイチわからなかったので、取り合えずこの場を借りてお礼を言わせてください。ありがとうございます。

>kozo様

 拍手ありがとうございます。

 スカイ・クロラの映画版は劇場で一度見たきりで、映画の内容に関する深い考察はできそうにないのですが、映画版と原作版の違いについて思うことを、ここで書いてみたいと思います。


 映画版は原作「クロラ」のミツヤの妄想(=生まれ変わり、記憶移植など)を事実として、世界観のベースにしているようで、それを強調した寓話的なオリジナル要素が多々付け加えられていました。

 インタビューなどから考えるに、押井監督は、若者に対して「変わらない現状を打破しようとする意思」を持つように伝えたかったらしいので、その「変わらない現状」の象徴としての追加設定であり、「現状打破」の象徴としてのラスト改変なのでしょう。

 一つの映画としてはまとまっていますし、雰囲気のある美しい映像は見応えがあるものでしたが、原作とは別物として捉えるべき作品だと思います。原作をひきずってしまうと素直に楽しめないかも。私自身、映画を最後まで見た第一印象は「何か説教臭くない?」という感じでしたし。

 森博嗣の原作は、キルドレたちの「刹那的で、傍から見れば空虚に見えるかもしれない」生き方を、「純粋で美しいもの」として肯定することによって成り立っています。そのこと自体がテーマと言ってもいいと思います。「こうあるべき」という主張の強い映画版は、テーマだけ見れば、むしろ原作の逆とさえ言えるのではないかと思うのです。

 また、一人称の原作に対し、三人称視点になってしまう映像化においては、そもそも原作テイストを出すのは難しいということはあると思います。今回の映画版は、原作の「クロラ」「ナバテア」が出た段階で企画されているらしいので、今回のような翻案はある意味、仕方ないのではないか、と思います。

 もっとも、それによって、原作で個人的に琴線に触れた箇所がなくなってしまった気がするので、原作ファンとして残念なのは事実なんですが。


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スカイ・クロラの謎 考察 第3回 - 2009.03.03 Tue

 前回に引き続き、スカイ・クロラシリーズの考察をしていきます。


■考察3 「クレイドゥ」の時系列

 「フラッタ」終了時点から「クレイドゥ」開始までには時系列的な跳びがあります。また、作中の「僕」の正体が最後まで明かされないのも「クレイドゥ」の特徴ですが、前回の考察はじめに記した森先生のヒント、「1冊の本の中で主人公は変わらない」を考えてみましょう。

 作中で「キルドレに戻った」とされている主人公は草薙水素以外に考えられません。それは「スカイ・アッシュ」でフーコと「知らない街のバス停で別れた」主人公が「彼女」と表現されていることからも裏付けられるかと思います。

 前半でフーコと逃げるくだりが混乱させますが、草薙には「フラッタ」で栗田がいなくなってからの空白の期間があります。その期間にフーコと親しくなっていたと考えるべきでしょう。それでは、「フラッタ」から「クレイドゥ」までの空白期間を補完しつつ、時系列を考えてみましょう。

大規模な戦闘(「フラッタ」)
この時点で、相良はまだ警察に拘束されている。
戦闘時に負傷した栗田が病院で目を覚ます。(「フラッタ」エピローグ)
栗田が病院を抜け出し、草薙は瑞季を連れて彼を追い、結果的に彼を撃つ。
(おそらくこれにより精神のバランスを崩す。)
その後、杣中にそれを話す。
トラブルで軟着陸し、そのまま入院。精神的に回復の見込みなしと診断。
会社はそれを先の戦闘時における死亡として対外的に発表。
同年 冬相良の所属する抵抗勢力が草薙の散香を入手する。
病院の草薙の元に、裁判中の相良が訪ねてくる。
相良の注射により、草薙はキルドレに戻る。
翌年 初春 病院を抜け出した草薙は、フーコと逃げる。(「クレイドゥ」冒頭)
ある街のバス停にてフーコと別れ、相良に保護を求める。
非武装地域の抵抗勢力アジト付近で戦闘。草薙は4機を撃墜、その後、相良を射殺。
草薙、「カンナミ」としてパイロットに復帰する。
一方、外見の似た別の「クサナギ」がある基地の指揮官として配置される。
(おそらく上記戦闘の責任問題に関して、草薙の奇跡的生還を印象付け、世論を逸らすため)
初秋 カンナミ(草薙)、基地の転属が決まる。(「クレイドゥ」エピローグ)

 ちなみに「クレイドゥ」冒頭で主人公は「まだ少し寒い」という表現をしていますので、「クレイドゥ」での季節は「初春」と思われます。カンナミの基地の移動時期が初秋≒夏の終わり、という「クロラ」の記述とも整合します。

 また、「大規模な戦闘の後、栗田が病院で目覚めている(フラッタ)」「杣中が相良に対し、草薙が栗田を撃ったと告げる(クレイドゥ)」点を考えれば、「草薙が栗田を撃つ」事件はこの「フラッタの後」「クレイドゥの前」のタイミングしかありえません。

 相良との会話の中で、杣中は、草薙が先の戦闘で死んでおらず、会社側の発表が嘘だと見抜いている節があります。『草薙から直接聞いた』とも述べています。「先の戦闘の後に草薙と会い、栗田を撃ったという話を聞いた」と考えれば、その説明がつきます。

 一方、「死んだと発表されているはずの草薙が実際は病院にいた」ことから、草薙は何らかの「発表できない理由」で入院していたことがわかります。大規模な戦闘の後の通常の戦闘で墜ちたのなら、それを隠す理由はないですし、「ダウンツ」での敵側パイロットのが墜ちた際の報道を見ても、それを隠すことは不可能と思われます。

 そういった点と「クレイドゥ」での病状を併せて考えると、草薙の入院の理由は精神崩壊に近いものだったと推測されます。そして、草薙にとって、栗田はある程度特別な人物であったことを考えれば、栗田を撃ったことがその引き金になったと考えるのは不自然ではないでしょう。

 これで、「クレイドゥ」までは、ほぼ矛盾なくつながってきたのではないかと思います。問題は次の「クロラ」なのですが・・・。その前に、三人称視点で曖昧さの少ない「スカイ・イクリプス」収録作品の時系列と登場人物の考察をやっておきたいと思っています。では、また次回。

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