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[Movie] 新海誠監督『雲のむこう、約束の場所』 感想 - 2009.07.28 Tue

 新海誠の長編第2作「雲のむこう、約束の場所」を見た。個人的にはなかなか好きだ。何が好きって、まず、


 主人公たちの飛行機ヴェラシーラのデザインがいいよね。


 別に飛行機マニアでも何でもないんだけど、もう、有機的でノスタルジックな機体が優雅に飛ぶ姿だけでうわぁ、いいなぁと思ってしまった。


…というのは、とりあえず置いておいて。



 新海誠作品の背景の美しさや、淡々とした時間の流れといった要素はこの作品でも共通。

 叶わなかった初恋を引きずる男子

 というモチーフまで共通。「ほしのこえ」も「雲の向こう、約束の場所」も「秒速5センチメートル」も主人公はすべて中学時代の初恋相手を想ったまま、高校生になり、あるいは社会人になる。結末が曖昧でまだ希望が残っていた「ほしのこえ」から制作順に従ってどんどん希望は少なくなり、「秒速5センチメートル」ではドライなまでに男性と女性の心の距離が描かれる。


 このモチーフ、かなり人を選ぶと思う。つまり、男としては自分の青臭い部分を見せられているようで直視できん、とか、女性だとそもそも理解できない、とかあるみたいです。まあ、そうした青臭ささえ美しい映像で素直に見させてしまう、というのも新海作品の力でしょう。


 とは言え、この作品の後半にて「ヒロインを救うこと」と「セカイの危機」が同列に語られはじめたあたりは、僕自身、うわぁそれをやっちゃうか、と思ったことは確かです(苦笑)。


 まあ、冒頭に書いた飛行機が飛ぶシーンを初めとして、映像的なダイナミズムと美しさが勝ったので、最終的には、「うん、なかなかいいじゃないか」というところで落ち着きました。人に勧められるかというと、新海作品の他の2作の方が勧めやすいかな、と思います。


P.S.
 見終えてネットのレビューなんかを見てみたら、「わかりにくい」という意見が結構あって驚いた。SF設定に馴染みが薄い人だと、素直にストーリーに入り込めないみたいです。

 「並行世界の存在が証明された」とか「並行世界の物質をこの世界の物質と置換する」とか、割とよくある設定だと思ってたんだが、そうでもないのかな。異世界ファンタジーなんて、まさにそれなんだけど。

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