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[Movie] 『劇場版 空の境界』 感想 - 2009.09.03 Thu

 全7章映画化って地雷じゃ…?と思いながら、それほど期待せずに見た第1章。映像の美しさにハッとさせられ、BGMのカッコよさにやられ。続いてみた第2章。思春期真っ只中という趣の切なさに溢れた回想編がツボで、この作品について行くことを決めたものでした。実際この作品、伝奇の皮を被ってはいますが、作品全体の構成をみても式と黒桐の青春モノという色合いの方が強いです。

 映画版進行途中で原作も読みましたが、初めて見る人には劇場版がオススメ。確かに心情描写など原作の方が細かい部分はあるけれど、劇場版の方がストーリーのアウトラインがわかりやすいし、いい意味で原作の青臭さみたいなところが薄まって、見やすくなっていると思います。

 
 世界観重視の作品で人を選ぶとは思いますが、その分、雰囲気作りに関してはアニメ映画としては「イノセンス」などと並んで最高峰と言えるでしょう。幻想的な背景は特筆もので、リアルよりも美しさを求めた画面作りがなされています。第1章での床や壁・窓・鏡張りのエレベータでの映りこみ、第2章での遺体から流れる血の恐ろしいほどの美しさなどなど。

 また作品世界に大きく貢献しているBGMは梶浦由記の手によるもの。4つ打ちの刹那的・攻撃的なビートと幻想的な多重コーラスの組み合わせはカッコ良すぎ。特に作品世界をイメージして書かれたというエンディングテーマはどれも素晴らしく、今でも曲を聴くだけで鳥肌モノ。サントラがDVD初回特典のみというのは残念過ぎる。kalafinaのアルバムはここ最近の愛聴盤です。


 キャラクター描写と語り口は世界観にあわせて全体的に淡々としていますが、世界観を壊さない程度に式のかわいーい(笑)描写は力が入っています。第1章のハーゲンダッツの膝アイスとか、第5章のベッドでけだるそうなシーンとか。僕にとっての欠点は、キャラクターデザインかな。いわゆる原作の平面的なマンガ絵に忠実すぎて、目のパーツあたりがときどきバランスが悪いと感じるシーンがありました。もう少し立体感を出した方が好み。


 全体的に、この作品については言葉で魅力を語るより「とりあえず見てみてくれ」という作品です。それくらい映像としての魅力が大きい。もしアニメ好きでまだまったく見たことがない人がいたら、第1章~第3章くらいまで見てみることをオススメします!

 7章を見たばかりで整理がついていないので、細かな感想は整理がついてから追加しようかと思ってます。

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