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[Anime] Phantom~Requiem for the Phantom~ ラストシーンのあれ?etc - 2010.01.17 Sun

 MADLAX、エルカザドとも最初の方だけしか見ていない自分としては、NOIR以来の最後まで見通した真下監督作品なわけですよ。絵はNOIR当時からすればずいぶん綺麗になりましたが、中身はあんまり変わってないかなー。様式美みたいな作風なので、むしろ昔の書き込みの少ない絵の方が演出には合っていた気もしたり。

 3部構成ですが、第2部が終わった時点でちょっとテンションが下がってしばらく放置していました。とは言え、そこまで見た以上先が気になっていたのも事実。今更ながら、最後まで見ました。全体評価は高くもないんですが、書きたいことが出来てしまったんで書きます。ホント今更ですが、最終回のネタバレ全開なので、注意。

■Phantom Requiem for the phantom ラストシーンのあれ?■

 ストーリーより何より『演出変だよ!』と思ってしまいました。視聴者の解釈に委ねるというより、どう解釈しても収まりが悪く、何かもやもや。

 違和感を感じたのは最後、エレンが振り返った後に一拍おいて微笑むシーン。だって振り返った先には玲二が倒れているはずで。微笑みながら振り返るんならともかく、振り向いた後で微笑する。これは何ぞ?というわけです。その後のエンドロールでも未だに玲二が撃たれたことに気付いていないように見えます。

 ネット上では「玲二だと思って振り返ったら実は刺客で、その後エレンも撃たれた」という意見が多いみたいです。しかし、それならば振り返ってすぐ気付くはずで、微笑むタイミングが妙です。

 とりあえず自分なりに解釈してみるとこうなりました。エレンは玲二が倒れているのを見る。しかし、それが撃たれたものだとは思わなかった。ただ草原に寝転んでいると思った。だから、それを微笑ましく思って笑顔になった。それで、自分もその場に寝転がってみた、というわけで無事エンドロール。

 それでも変な点はあります。この解釈ならば、エレンが見た玲二は撃たれた苦悶の表情ではなく穏やかな顔で横たわっていたということになると思います。しかし、玲二は撃たれた時点でまだ「エレンの笑顔を取り戻す」という約束を果たしたことを知らないんですよね。果たして彼はそんな満足気で安らかな顔で死ぬことができたのだろうか…。


 んー、まあこの作品自体かなりツッコミどころは多いんですが、最後の最後で一番違和感を感じてしまったなぁ。上に書いた点も、エレンが微笑んだのを印象づけるためにカメラの方を向かせただけ、というのが正解かもしれません。


 まったく関係ない話ではありますが、以前別の作品のスタッフインタビューで『人を殺してきた人間には作品内でそれなりの最期を与えた』、という話を読んだことがあります。このラストを見たときに、それを思い出しました。

 僕は、フィクション(特に子供向けでない作品)においては、そういう道徳的社会的価値観に縛られて欲しくない、と思っています。とは言え、この作品については、制作側にその辺の主張のある作品でもなさそうですし、玲二が死んでも生き残ってもストーリーとしてはまとまったとは思いますが。

 ただ、第一部、第二部ともラストで誰かが死に、実は生きていたという展開をさんざんやった後ですし、全体的にラブストーリー色の強い作品だっただけに、ラストくらいは二人とも生存にしてくれた方が良かったなぁ。それこそ、罪とかモラルとかそういったことを越えたところでの幸せの形のようなものが残って欲しかった、と感じました。


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