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[Movie] 映画『いばらの王 - King of Thorn』 感想 - 2010.05.04 Tue

 原作は未読です。PVを見て絵はかなり力が入ってそうだったので見に行ってきました。あまり宣伝がされてない印象ですが、公開数日目の祝日なのにお客さんの入りが5割程度だったのは少し心配。以下、一応、ネタバレ注意です。

 内容はというと、あらすじだけ振り返るとハリウッド映画っぽいのですが、あまりそんな印象は受けず。語りや暗喩を多用する脚本などは、GHOST IN THE SHELLから連なるジャパニメーションの文脈ですね。フラッシュバックや繰り返しによって伏線を張る手法もNOIRやイノセンスなんかを思い出したり。



 総評として映像的には昨今の劇場版クオリティで見ごたえがあったものの、物語としてはそこまで強く残るものがなかったと思う。まぁ、ストーリーのあらすじは理解できたし、伏線をほぼすべて回収していた(はず…)。少なくとも初見の人でもわかるように作られていると思います。サンライズ制作にしては珍しいモノトーン系の乾いた画面作りも作品に合っていて良かった。

 茨姫(=眠れる森の美女)のストーリーをちゃんと覚えていなかった自分としては、物語のあちこちに挟まれる茨姫からの引用に結構かきまわされてしまった。13人目の魔法使いとか…これって結構常識の範囲内なのだろうか。帰ってきて思わずwikiで調べましたよ。



 ラストの締め方を見ると、一応この作品のメインテーマになっているのは『カスミとシズクの絆→主人公のアイデンティティの確立』、といったところだと僕は思いました。

 しかし見終えてから考えてみると、ラスト前のどんでん返し(叙述トリック)が、そのテーマをむしろ薄める方向に働いてしまっている気がします。一旦リセットされたところからの再構築が画面上で描かれず、あっさり通りすぎてしまったような。

 ハリウッド映画的に派手に盛り上がって大団円というよりは、今作の淡々とした進行の方が好きなのは確かです。しかし、自分にとってはその辺が描かれていたら、もっとカタルシスがあったと思うのですよ。

P.S.以下、根幹部分のネタバレあり
 花澤さん声の"こういう設定"のキャラって何か最近覚えが…と思ったら、『DTB流星の双子』とまったく一緒だったじゃないか!と思い出した。


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