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[Movie] 映画『マトリックス』シリーズ3部作 感想 - 2010.09.09 Thu

 今更だ。1作目は話題になった当時に見て"面白ぇ"と思い、そこから攻殻アニメに流れたという思い出の作品。その後、続編2作を見ないままになっていた。このところ、面白そうな映画を物色していたので、その流れで、かつて自分が面白いと感じたものを見直してみようか、と思った。せっかくなので3本まとめての鑑賞となったわけだ。

 今回、試しに北米版Blu-ray BOXをamazon.comで輸入してみた。到着まで約2週間。国内と比べると梱包があまりにも簡素で、箱の角が一部つぶれ気味だった。まぁ、返品するほどじゃないので良かったが、今後どこまで使うべきか考えてしまうな。梱包はBOXにダンボールシートを巻きつけただけ。エアキャップすら無しでした。

 では感想行ってみよう。もう公開10年近いし、ネタバレとか別にいいよね。 ■マトリックス

 これは改めて見てもカッコイイな。製作者が「こんなの、カッコよくね?」と調子に乗って作った(褒め言葉です)のが良く分かる。これの後に攻殻を見て、引用の多さに驚いたものだった。上手くアレンジしてると思ったのが、首後ろのプラグ。

 マトリックスでのそれは、太いケーブルで首筋に挿すという表現がぴったりくる。マトリックス世界の無機質でクールなだけに、余計対比されて生々しい。首後ろってのがイヤな感じ。見ながら後頭部あたりがぞわっとする。

 あと、この1作の構成としては見事ながら、3部作と考えたとき余計だったのが、ラストのネオの"飛ぶ"シーン。このスーパーマン的飛行は、どうもこの先の展開を考えたときに枷になってる気はした。限界値を高く設定しすぎてるというか。ここまでマトリクス世界の空間コードに干渉できるなら、普通に瞬間移動くらいできるんじゃないかと。

■マトリックス リローデッド

 3作目とセットな2作目。よく3部作の真ん中は難しいと言われるが、この作品の場合、とにかくアクションで押し切った感じ。そういや新劇エヴァもそんな感じだったな。そんなけでアクションはすごいです。アクションには興味の薄い僕がラストまで見入ってしまうくらいには。

 まぁ、そんなわけで内容は薄い。ネオとトリニティのラブシーンも若干食傷気味。ザイオンの決起集会と彼らのラブシーンなどを重ねることで、無機質・スタイリッシュな世界観から肉体的・物理的にリアルな方向に広がりをもたせたかったのはわかるんだけれどね。そのおかげで3作目の機械と人間の戦争までスムーズに世界観を繋げられてはいるし。

 ちょっと肩透かしだったのがネオとパーセフォニーのキスシーン。あれ、ネオとトリニティの関係性に何か影響が出る伏線かと思ったら、何も変化なし。ただのサービスシーンかよ!

■マトリックス レボリューションズ

 悪くはない……うん。けど色々中途半端すぎるよ。哲学混じりのSFをやりたかったのか、カッコいいアクションで推したかったのか、戦争を描きたかったのかはっきりして欲しい。その辺を絞って2作目・3作目合わせて1本の映画の長さにしてればまとまり良かったんじゃね?と思いましたよ。

 これまでの2作に比べ"いかにもハリウッド映画"なシーンが増えた。ジーや少年兵が妙に活躍しちゃったりとか、ミフネ船長やトリニティの死でお涙頂戴とか。別にいらねーんです、そういうの。もっともミフネ船長のAPU仁王立ち銃撃シーンは、ナイオビ操縦でのザイオン帰還と並んで、この映画の燃えるシーンの1つだった。

 そういえば、APUのデザインって士郎正宗のランドメイト的だよね。人が操縦するロボットとしては合理的な大きさと機能だと思う。



 ……脱線した。話を最初に戻そう。ラストの締めで哲学的(?)SFっぽさが少しあるのが、僕にとっては多少良かったりする。とは言え、これまで預言者の台詞などの伏線が、視聴中はあまり考える間もなく、思わせぶりな台詞として通り過ぎてきてしまったんだよな。そのせいで、すごくわかりにくいぞ。預言者の言葉を受けてネオが考えるシーンとかあれば、親切設計だったと思う。

 アクション的な見せ場はあまり良いと思わなかった。最後のネオVSスミスで1対1の決闘とか、分かりやすくクライマックスを演出するためのギミックにしか見えなかった。

 人間と機械の戦争、という点ではもう少し人間側が描ければ、いい線行ったんじゃないかと思ったりする。ネオの方で解決させたせいで戦争自体は中途半端になってしまってるが、大量に流れ込んでくるセンティネルの映像は圧巻だった。もっと絶望感を煽る演出でも良かった。センティネルの大群を見ながら、あぁ『ベクシル』の元ネタこれかぁ、とか余計なこと考えたりもした。



 もうあまり書くこともない。何だか、この映画、内容やストーリーに関してあまり考える気がおきないなぁ。別にそれが悪いといってるわけじゃなくて、やっぱり映像のセンスとか、受けた影響とか与えた影響とかその辺を考えると面白いかもしれんね。

 最後にこれだけは言いたい。最後の「救世主」ネオのカット。あれ、絶対ナウシカ意識してるだろ。ウォシャウスキー兄弟がジャパニメーション大好きなのは良くわかったよ(笑)。

P.S.
 ネットの感想見たら、ナウシカ連想した人は結構いるのね。人によってはパクリとか言ってるし。パクリ云々の問題は機会があったら一度文章にしたいと思うけれど、今回みたいなのは別に問題にすることじゃないと思う。わかった人がニヤリとすればいいだけの話。

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