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[Movie] 劇場版"文学少女" 感想 - 2010.09.10 Fri

 公開当時、気にはなりつつも見に行かなかった。webでのトレイラーでは人物アップの絵が多く、劇場版にしてはあまり力入れてないんじゃないか、などと思ってしまったからだ。先に言ってしまうと、その点については自分の不明を恥じなくてはいけない。ちゃんと映画らしい絵作りとレイアウトだった。Production I.G.さん、ごめんなさいー。

 原作は元々読んでいて、かなり好きな作品でした。客観的に見ると結構どろどろの心理描写だったりするんだが、妙にさわやかなのは、ヒロインの遠子先輩のキャラクタと、本が好きだ、という思いが伝わってくるからだろね。本が好きな人に悪人はいません(読子さん風に)。どろどろとは言っても昼ドラ的な感じではなく、アイデンティティ絡みの葛藤が多く、青春モノとしても良かった。

 さて、今回ようやく劇場版を見てみた感想ですが、前半は微妙、後半は見事。かなり極端に差があって、もったいないなぁと思う。以下、ネタバレ。
 僕にとっては、前半はセリフの間を取るヒマもなく説明的展開が続いていく感じ。正直退屈だったし、原作をかなり忘れていた僕には、あれ?こんなんだったっけ?という感覚。ところが、後半(というか1時間過ぎ位)になって、間の取り方が自然になり、キャラクタの感情を追いやすくなっていきました。プラネタリウムシーンはホントに良かった。美羽に感情移入してしまって、遠子先輩の語りにじーんとしてみたりした。

 原作未読の人にとってはどうなんだろう。前半の説明でキャラクタが掴めれば悪くはないと思うんですが、ちょっと厳しいかなぁ。

 最初の1時間を耐え切れば(ちょっと長いけど)、後はかなりいい出来だと思います。原作ファン的不満は、心葉が遠子先輩に「自分が井上ミウだ」とカミングアウトするところ。原作での、何も言っていないのに全部お見通しな遠子先輩、というのも不思議な魅力のひとつだったんだけどなぁ。

 映像的には、文学作品の中のシーンと現実がクロスオーバーしていくシーンはアニメならでは。『マイマイ新子と千年の魔法』でも現実と過去を交錯させる見せ方が巧かったけれど。こういう表現はいいなぁと感じる。個人的一番は普通の電車がカットが切り替わって宮沢賢治世界の蒸気機関車になったシーン。幻想的で大好きだ。

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