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[Novels] 冲方丁『マルドゥック・スクランブル完全版』他、感想 - 2010.10.21 Thu

 最近読んだ本の感想。2分割の2番目。続きにて↓ ■森博嗣『墜ちていく僕たち』

 なんともスカイ・クロラを思い出させるタイトルなのだけれど、内容は別物。最後の話だけはミステリ要素を含むと言えなくもないが、基本は不思議話。突然性別が逆転しても割と平然としている主人公たちの一人称が森博嗣らしいのだけれど、周囲には当然そうじゃない人もいる。その辺の描き方のフラットさも含めて、この本はやっぱり森博嗣らしいのだった。この作品はストーリーとして特に後に残るものがあるわけではないのだが、読んでる間の自然な感覚がすきなのだ。

■森博嗣『ゾラ、一撃、さよなら』

 タイトルとその英題の巧さは、相変わらずカッコいいなぁ。ハードボイルドもの。犯人は途中で読めてしまうが、作品としては結構好きかもしれない。雰囲気がいい、というと大雑把すぎるが、どうもうまい表現が思いつかない。感想がすごく書きにくい。また改めて読み返してみます。

■野村美月『"文学少女"見習いの卒業』

 ライトノベルの中では好きなシリーズ。相変わらず構成はうまいと思う。映画やらピアスやらバレッタやらの道具立てがちょっと上手すぎてあざとい気はしたが、外伝が綺麗に終わったのでまぁいいや。心葉が落ち着いてしまい、初期の頃の鬱で切羽詰った感は随分少なくなったので、僕自身の読み方もちょっと変わってきている気がする。一歩引いたところで見てしまってるのは、物語を楽しむにはあまりよろしくない。

 というか、作者の書き方も随分カワイイ方向(多分本来の持ち味だと思うが)にシフトしてきてる気はするなぁ。巻末の予告を見るに、遠子先輩と心葉の新シリーズが出るのか……。本編が見事な幕引きだっただけにちょっと心配。

■冲方丁『マルドゥック・スクランブル完全版(1)』

 好きな作品の書き直しということで、迷わず買った。発売日に本屋行ったら売り切れていたので、結局amazonで買った。結構売れてるのか。

 まだ1巻だけしか読んでいない。だって読むの疲れる本だし。実をいうとベロシティを読む前に旧版を読み返しているので、今回はゆっくり味わって読んでいきます。結構変わっている気がする。バロットの感情表現が少し具体的になり、客観的なシーンの説明の文章も増えた。映像がイメージしやすい文章になったという印象。多分今度の映画版に直接リンクしているんだろう。

 映画の試写会の抽選はずれたみたいだ。多分倍率低いだろうと思ってたのに。というかむしろ、申し込めば当たるんじゃね?くらいの気分でいたのに。残念。しかし、思ってたより人気もあるようで何より何より。

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