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[Movie] 劇場版『マルドゥック・スクランブル 圧縮』 感想 - 2010.11.09 Tue

 観てきた。楽しみにしてたんだけど、観終わった直後としてはどっちかっていうと残念さの方が強いなぁ。良かったところ=背景・雰囲気・アクション、物足りなかったところ=バロットの心理描写・会話シーンの演出、ってところ。

 原作ファンなので以下、辛口っぽい感想になると思われ↓  1冊を1時間程度でやったのは、やっぱり厳しかったんじゃないかと思う。

 会話の間が少なすぎて意味を理解して納得する前に、次の話に進んでしまう。一番の弊害は、そのせいでウフコックの"優しさ"が、原作に比べ目減りして感じられたこと。「相手を落ち着かせるようにゆっくり喋り、相手が理解して、考えて、返事をするまで待ってあげる」というキャラクタだと思っていただけに、テンポのいい会話は僕が持っていたイメージと少し違った。

 ドクターも、もうちょっと飄々としたイメージを想像していたんだけれど、ちょっと台詞が強くて威圧的に感じるシーンがあった。それについては、原作にあった「ドクター=変人だけど実はイイ奴」というシーンがかなり削られてしまってたからこれは仕方ないかもしれない。

 愚痴ついでに、あとひとつだけ。いくら映画で引きのカメラアングルが多いとはいえ、バロットの表情の変化を捉えるシーンが少ない気がした。序盤の怯える様子からドクターやウフコックを信頼していく変化や、生身の声が出せず上手く伝えられないもどかしさのような表情はもうちょっと欲しかった。僕自身は、その辺が原作第1部で一番好きなシーンだったりするので、まぁ個人的な希望です。


 中盤以降の直接の会話じゃないシーンは良かった。法廷でのボタンを押しての返答シーンや、終盤のアクションでのバロットの感情表現などは引き込まれたし迫力もあった。特に、終盤、初めて支配する側に立ったバロットの表情・台詞からクライマックスの泣きそうな演技まではぞくぞくさせられた。

 上で演出的な不満を色々書いたけれど、映像は最高の出来だと思うし、動いて喋るバロットとウフコックを観られただけでも嬉しい。だから第2部以降にも期待してる。

 劇場公開版はカットされているシーンもあるとのこと。さすがに会話の間までは変わらないと思うけど、序盤のバロットの動機付けや感情の変化を表現するようなシーンが増えてくれると嬉しい。ブルーレイが出れば買います。

P.S. あぁ、そういえば、バロットの親父さん、原作読んだ限りだと"弱い人"という描き方だったから、見た目は普通かと思ってたけど、劇場版では随分変態っぽく描かれていたな。……あれだとバロットが「抵抗しなかった理由」「その後自分を責め続ける理由」が弱くなるような。それもソフト版でフォローがあるといいのだけど。

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