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[名作アニメレビュー]かみちゅ! - 2008.11.08 Sat

 ここまで素直に笑ったり、ほろりとさせられたりする作品ってなかなかない。実は僕は1話だけ見て、しばらく放置してしまっていたのだけれど、作品の空気感がなじんでくるにつれどんどん面白くなるので、できれば続けて3話くらいまでは見て欲しい作品。 

 突然神様になってしまった中学生、一橋ゆりえ。でも全然ドラマチックじゃなく、冒頭「私、神様になっちゃった」と友人と話すと、「で、何の神様なの?」と問い返される。突っ込みどころはそこじゃないだろ!、というゆる~い空気感が作品全体に満ちている。

作   品   名 総合評価 テーマ
構 成
脚 本
キャラクタ
動 画
演 出
背 景
美 術
音 楽
かみちゅ!  8.2
→2005年アニメランキングはこちら

 設定が1980年代というのも、ああ、この感じを出すのは現代ではダメなんだろうなあ、と納得。何しろ、「千と千尋」みたいな異世界でなく、現実で神様・妖怪が普通に暮らしている世界なのだ(作中ではそれとは別に神様の世界も出てくるけれど)。尾道をモデルにした景色、特にときどきカットインする海や山や空が綺麗で、舞台に引き込まれる。

 もうひとつ、キャラクターデザインとその表情も特筆すべき。いわゆる最近の萌えを狙ったキャラクターデザインではなく地味な感じを受けるが、コロコロ変わる表情や口元の動きが、カワイイ。というか、あのリンゴほっぺが似合うキャラクターデザインというのは、貴重ですよ、はい。

 ちなみに、ゆりえのCVはMAKOさん。声優さんじゃなかったんですねー、すごい合ってます。EDも歌ってますが、サビのあたりの歌い方が少し川本真琴(知ってる人いるだろか?)を彷彿とさせて懐かしかったり。

 倉田英之の脚本が「ああ、こういう人っているかも」みたいなリアルさも備えつつ、クスリというちょっとした笑いや突込みどころを随所に散りばめていて楽しい。祀のあんまりと言えばあんまりな説得に、頬を赤らめてうなづいてしまうゆりえに何度「ちょろすぎる……(だが、それがイイ)」と突っ込んだことか。

 この作品は、DVD化の際にTV未放映の4エピソードが追加されて、全16話という変則的な構成なので、もし見る機会があるなら、やはり全16話見ることをオススメします。追加された4話の中でも「第8話:野生時代」と「第11話:恋は行方不明」は珠玉のエピソードだと思う。

以下、個人的BEST3エピソードと感想です。
ネタバレ注意!
■第3話「そんなつもりじゃなかったのに」

どのキャラも動きまくり、キャラ立ちまくり。ついでに新キャラ紹介まで。

○冒頭・中盤回想シーンでのゆりえ父・ゆりえ母のボケボケな会話。この二人のエピソードが第7話で見られますが、アニメでこれだけ両親のキャラをしっかり描いている作品も珍しいですね。いや、茜さんかわいいぞ。

○ゆりえ流猫の可愛がり方を、ぐっと拳をにぎりしめて力説するゆりえ。すごい間違ってる。猫の似顔絵を描けば「それ何の生き物」だったり、「可愛くてたまんないからタマ」という素敵なネーミングセンスを披露してくれます。

○自分の可能性を試してみたくなって家出したタマ。前回の八島様といい、なぜか皆青春してます。「ゆりえちゃんとの大雑把な日々が走馬灯のように脳裏を駆け抜けた」って・・・大雑把な日々(爆笑)。わかります、とっても。

■第6話「小さな決心」

作品内恋愛エピソードではこれが一番好きかなー。いかにも中学生って感じで微笑ましい。というか、俺はこんな中学時代すごしてないぞ、くそぅ。

○初登場!黒ゆりえ。「あたしも一緒に(書道部)入ってあげる」ニヤリ。しかし墓穴。

○恋は盲目。傍から見てわからんことに、顔をだらけさせるゆりえ。妄想街道暴走中。「馬鹿につける・・・薬はなーい」ナイスタイミング。爆笑。

○能登きよみ「私は若くて初々しい一年生ですし」。ずうずうしいトコもあるけど、結構するどい。ボケた方々に囲まれて空回りしつつ、よく頑張った!「先輩」「好き」って切ねー。

■第12話「ふしぎなぼうけん」

まったりとしてコメディ要素の多い作品だからこそ、こういうシリアスな話が引き立つ。

○転校先で神様として扱われて、寂しいゆりえ。見ていて辛い。人見知りってこういうこと、あるよなあ。そんな中で神様の研修会にまじめに参加してるのが健気です。最後の別れの挨拶が泣ける(涙)。

○「最後に頼りになるのは、自分と友達だよ」と弁天様。こういうストレートな文句を素直に受け取れるのがこの作品のいいところだと思う。

○おさげの子。ゆりえのことを気にかけてくれたいい子です。彼女のおかげで、あの爽やかなラストを迎えられたんだよなあ。いい話です。



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