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[名作アニメレビュー] 蟲師 - 2008.12.06 Sat

 何かに苛々してるとき、嫌な気分が抜けないとき、この作品を見ると、「そういうもんだろ?別に気にすることじゃない」と言われてる気がする。物事をそのままに受け入れ、落ち着いた気分になれる気がする。優しすぎず、冷たすぎず、それでも強く美しい何かがそこには確かにある。

 目に見えない怪異を引き起こす「蟲」。人は、時に圧倒的な自然に翻弄され、時にたくましくもそれを利用し、それぞれの生活を送っている。流浪の蟲師ギンコの仕事は、人々に「蟲」とうまくやっていくための知恵を授けることだった―――。

作   品   名 総合評価 テーマ
構 成
脚 本
キャラクタ
動 画
演 出
背 景
美 術
音 楽
蟲師 8.8 10
→2005年アニメランキングはこちら


 怖さと凄みさえ感じさせる土井美加のナレーションに導かれ、美しい背景と鮮やかな色彩に引き込まれる。一話完結で寓話的でありながら、そこに描かれる人々の生活の手触りは非常にリアル。おそらく単なるご都合主義や説教臭さとは無縁の突き放した視点で描かれているからだろう。

 ほとんどの登場人物たちはその話限りのゲストキャラクターだが、彼らの細やかな表情や仕草が本当に魅力的。決して「美人」という描かれ方がされてなくとも、見ているうちに「可愛い」と思えたりする。「また、出てきて欲しいなぁ」と思わせる。こういう作品ってなかなかない。

 ストーリーで盛り上がる作品じゃないけれど、何となく静かに見て、静かな余韻を味わうような見方をするのが合ってると思う。一話見ると、その世界観を味わうために他の話も見たくなるけれど、何話か見たら、しばらく置いておきたくなる。見終えても、頭の中の深いところに何か残っているような、そんな感じ。

 全く関係ないが、ALLY KERRのオープング(SIMON & GERFUNKELっぽい)出だしの水に映った緑のような揺らめきの映像を見るたびに、何故か宮沢賢治の「やまなし」(クラムボンは笑ったよ、ってやつ)を思い出す。小学校の教科書以来読んでないのに。

 原作は読んでいないけれど、全10巻(全50話)で今年完結したみたい。アニメではそのうち26話しか消化していないので、話数的にも是非第2期を、と思ってしまう。監督の長濱博史氏は調べてみたら、ウテナとシムーンのコンセプトデザインをやっている人。個人的には要注目。

 あとから、BEST3エピソードの感想を追加します。



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