2009.01.12(Mon)
[カーデザインレビュー]ホンダ・新型アコード、マツダ・アテンザ
昨年モデルチェンジした、マツダ・アテンザと、先日発表されたばかりのホンダ・アコードを比較しつつレビューしてみます。ついでに対抗馬として、このセグメントのFFスポーツセダンの代表格と言えるアルファ159も並べてみましょう。
個人的にはこの3車は、どれもなかなか、メーカーらしさが出ているいいデザインではないかと思います。新型アコードは発表されたとき、キャラクターラインがアテンザにそっくりなのはどうなのよ?とか思いましたが、落ち着いてみてみると、最近のホンダのイカツイ路線を継承しつつ、なかなか巧くまとめているなぁと感じます。
ボンネットのスラント具合や、フロントフェンダー周りの処理で若干の違いはあるものの、全体のプロポーションの中でこの3車の大きな違いは後ろ半分でしょう。まず、リアオーバーハング。アルファ159だけ、他の2車よりもオーバーハングが短いのがわかります。トランク容量を割切ってスポーティに見せることを選んだアルファと、実用性や落ち着き感を求めた他2車という感じでしょうか。その2車のうちでも、アテンザの方がリアの絞りが強く、実用性を確保しつつもオーバーハングを短く見せたいという意図を感じさせます。
もう一つの違いはCピラーの着地位置です。リアタイヤ後端と比べてみるとわかりやすいですが、アルファ159→アテンザ→アコードの順で後ろ寄りになっています。アルファ159はリアガラスをラウンドさせてまでCピラーを前に出し、サイドウィンドウも小さくすることで、キャビンを小さく見せています。逆に、アコードはサイドウィンドウ形状こそアテンザと似ていますが、アテンザよりもCピラー自体を太くし、がっしり感と後席のプライベート感を感じさせ、よりプレミアム志向の強いデザインです。
ちなみに、アテンザ・アコードのどちらも、フロントフェンダーを強調するデザインを採用していますが、FRのRX-8などと違い、FFである両車はフロントのボリュームが結構大きいです。そのため、後ろのボディのボリュームが大きいワゴンの方が、セダンよりもバランスがいいです。ワゴンボディの場合、上記のCピラーの特徴がなくなり、アテンザの後ろの絞りも少ないので、両車のプロポーションはそっくりです。
最後にインテリアを見てみましょう。
インテリアの演出においては、アコードに一日の長がある感じです。立体的で高級感がありながら、煩雑になりすぎないアコードのインテリアは、最近のホンダ車のインテリアの中でも随一だと思います。ナビの視認性も良く、操作ダイヤルの位置も扱いやすそうです。アテンザは、白を効果的に使ってお洒落さを演出していますが、並べてみるとスポーティさも高級感もどっちつかずで、少し薄味です。メーターは両者とも凝っていますが、アコードの外周指針式メーターは高級感があります。シトロエンが採用していたものに比べ、格段に見やすそうなのは、さすが日本メーカーといったところでしょうか。
↓アルファロメオ・159(4690×1830×1430、WB:2705)

↓マツダ・アテンザ(4735×1795×1440、WB:2725)

↓ホンダ・アコード(4725×1840×1470、WB:2705)


↓マツダ・アテンザ(4735×1795×1440、WB:2725)

↓ホンダ・アコード(4725×1840×1470、WB:2705)

個人的にはこの3車は、どれもなかなか、メーカーらしさが出ているいいデザインではないかと思います。新型アコードは発表されたとき、キャラクターラインがアテンザにそっくりなのはどうなのよ?とか思いましたが、落ち着いてみてみると、最近のホンダのイカツイ路線を継承しつつ、なかなか巧くまとめているなぁと感じます。
ボンネットのスラント具合や、フロントフェンダー周りの処理で若干の違いはあるものの、全体のプロポーションの中でこの3車の大きな違いは後ろ半分でしょう。まず、リアオーバーハング。アルファ159だけ、他の2車よりもオーバーハングが短いのがわかります。トランク容量を割切ってスポーティに見せることを選んだアルファと、実用性や落ち着き感を求めた他2車という感じでしょうか。その2車のうちでも、アテンザの方がリアの絞りが強く、実用性を確保しつつもオーバーハングを短く見せたいという意図を感じさせます。
もう一つの違いはCピラーの着地位置です。リアタイヤ後端と比べてみるとわかりやすいですが、アルファ159→アテンザ→アコードの順で後ろ寄りになっています。アルファ159はリアガラスをラウンドさせてまでCピラーを前に出し、サイドウィンドウも小さくすることで、キャビンを小さく見せています。逆に、アコードはサイドウィンドウ形状こそアテンザと似ていますが、アテンザよりもCピラー自体を太くし、がっしり感と後席のプライベート感を感じさせ、よりプレミアム志向の強いデザインです。
ちなみに、アテンザ・アコードのどちらも、フロントフェンダーを強調するデザインを採用していますが、FRのRX-8などと違い、FFである両車はフロントのボリュームが結構大きいです。そのため、後ろのボディのボリュームが大きいワゴンの方が、セダンよりもバランスがいいです。ワゴンボディの場合、上記のCピラーの特徴がなくなり、アテンザの後ろの絞りも少ないので、両車のプロポーションはそっくりです。
最後にインテリアを見てみましょう。
インテリアの演出においては、アコードに一日の長がある感じです。立体的で高級感がありながら、煩雑になりすぎないアコードのインテリアは、最近のホンダ車のインテリアの中でも随一だと思います。ナビの視認性も良く、操作ダイヤルの位置も扱いやすそうです。アテンザは、白を効果的に使ってお洒落さを演出していますが、並べてみるとスポーティさも高級感もどっちつかずで、少し薄味です。メーターは両者とも凝っていますが、アコードの外周指針式メーターは高級感があります。シトロエンが採用していたものに比べ、格段に見やすそうなのは、さすが日本メーカーといったところでしょうか。
| ■ 独断的デザイン採点 | ||
| マツダ | アテンザ(2008〜) | 82点 |
| マツダ | アテンザスポーツワゴン(2008〜) | 86点 |
| ホンダ | アコード(2008〜) | 78点 |
| ホンダ | アコードツアラー(2008〜) | 84点 |
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