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電子ピアノの選び方 2009年版 判断基準など(1) - 2009.05.14 Thu

 電子ピアノ、たくさんありすぎてどれがいいのかわからん、という人向けの記事です。私自身は、以前に楽器屋で販売のアルバイトをしていたことがあるくらいで、メーカーの回し者ではありません(笑)。主に私自身が自分用に買うときに調べたり試したりした内容を書いてます。

 何かの参考になればという感じなんですが、もしご購入される際は必ず自分で触って判断されることをおすすめします。

 モデル別詳細に行く前に、最初にカタログに載っている項目に触れておきましょう。以下、重要度合いが高いと思うもの順に。


1. 鍵 盤

 当たり前ですが、これがないものは電子ピアノとはいえません。また最近はどのメーカーも「ピアノと同じ88鍵盤」「ピアノと同じハンマーアクション構造の鍵盤」を採用しています。「ポータブルキーボード」との一番の違いがこれですね。

 ただし、鍵盤の細かな構造に関しては各メーカー毎に違いがあり、また同じメーカーでも高価格帯と低価格帯で異なる鍵盤を搭載していたりします。このコラムの続きでは、その辺りを重点的に書く予定です。鍵盤について語る上でいくつかの指標があるかと思います。

重さ変化のリアルさ
(本物っぽさ)
 単純に重いほうがいいというわけではありませんが、強く弾いたときにもしっかりした手応えのある鍵盤がいいです。
コントロール性
(強弱表現のしやすさ)
・特に鍵盤を弱く弾いたときの弾きやすさ
・特に白鍵・黒鍵の奥を弾くときの弾きやすさ

 後者に関しては、親指・小指で黒鍵の手前をオクターブで押さえたときの人差指・中指の位置(かなり奥になるハズ)の白鍵・黒鍵でテストしてみるといいでしょう。これが浅すぎると、タイミングのズレや強弱の付けにくさにつながります。
センサー感度
(同音連打性)
 鍵盤の戻る速さとセンサー感度によります。一度鍵盤を押さえて半分くらいまで戻して弾いてみると、感度がいいものほど戻し幅が少なくても次の音が鳴ります。また、生ピアノに比べ電子ピアノは基本的に鍵盤の戻る速さは遅いです。

 連打性が高いと、DTMでベースやハイハットをリアルタイム入力する場合は重宝するかも。

 本物っぽさというのは感覚的なので、人によっても感じ方に差が出る部分かと思います。普段本物のピアノに触れる機会があれば、それと比較して違和感がないのが一番です。コントロール性・連打性に関して、私の印象は下記のようになります(詳細は次回以降)。

■コントロール性(強弱)■

DGP>DUP>AWAグランドプロⅡ≧PHAⅢ≒PHAⅡ≧GH3≒GH>RH3≧AHAⅣ
                           >CASIO≒GHS>PHAαⅡ
■コントロール性(鍵盤奥)■

DGP>GH3≒GH≒PHAⅢ≒PHAⅡ≒RH3>DUP≒AWAグランドプロⅡ≒AHAⅣ
                        >CASIO≒PHAαⅡ>GHS
■連打性■

DGP>DUP≧GH3>PHAⅢ≧RH3>GH
            >PHAⅡ≒PHAαⅡ≒AWAグランドプロⅡ≒AHAⅣ≒GHS≒CASIO



2. 音 源


 現在、電子ピアノの主流となっている音はサンプリングによるPCM音源というものです。いわゆる本物のピアノを録音した音というものですね。(これに対して物理モデリング音源や、2者を組み合わせたものが存在します)。

 88鍵マルチサンプリング(Roland、KAWAI)や、強弱(ベロシティレベル)による多段階サンプリング(YAMAHA、CASIO)を謳っている機種も多いですが、基本的には一度サンプリングした音を滑らかに聞こえるように編集してあるので、弾いてみて違和感がなければ、こだわる必要はないでしょう。

 一方、サンプリングしている元のピアノの音質、あるいはデフォルトのエフェクトの掛かり方は、かなりメーカー毎・モデル毎に違いがありますので、好みの音を選ぶと良いと思います。メーカー別の音の方向性としては下記のようなイメージ(もちろん、モデルによっても異なりますので参考までに)。

■メーカー別、音の方向性■

●YAMAHA:いわゆるヤマハの音。馴染みやすい。明るく華やか。粒はなめらか。
●Roland:スタインやベーゼンなどのMIXらしい。クリアで柔らかい音。リバーブ強め。
●KAWAI:カワイグランドのサンプリング。硬質な音。低音重厚、高音キラキラ系。
●KORG:スタインウェイのサンプリング。柔らかめで中音域がこもった感じ。高音はクリア。
●CASIO:スタインウェイのサンプリングらしいが、硬めの音。高音若干キンキン気味。

 KORG、CASIOは安い価格帯の機種しかなく、スピーカーが小さめなので音に関しては評価が辛くなってます。

 また、上級機種ではエフェクトやレゾナンスを調整できるものも多いです。例えば、音がこもっているようならリバーブを切ってみる、強音での抜けが悪いならストリングレゾナンスを強めにしてみる、などの調整で自分の好みの音にできる可能性もあります。

■DTMをやる方向けの裏技?■

 音源に関しては、いわゆる電子ピアノ内蔵音源以外に、パソコンと鍵盤を繋いで使うソフト音源(ソフトシンセ)というものも存在します。パソコンの処理能力を使うため、内蔵のものより高性能の音源も数多く存在しています。つまり、MIDI端子のついた鍵盤と、これらの音源、スピーカーを用意すれば、電子ピアノの出来上がりです。安くいい音が手に入る可能性があります。

 ただし、パソコンのスペックや、接続時に使用するインタフェース、など様々なものが要求されます。それに抵抗感がない方は調べてみるのもありかと。

【ソフト音源の例】
Synthogy Ivory、steinberg The Grand2、 Art Vista Virtual Grand Piano など。

 また、フリーでもそれなりの性能を持っている音源もインターネット上で見つけられたりします。これも時間と手間を惜しまない方は調べてみてはいかがでしょうか。TASCAMのCVPianoという音源が現在のお気に入り。


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● COMMENT ●

質問です(korg350とローランドF-110)

3歳の娘のピアノの練習にと購入を検討中です。親も一緒に楽しめたらいいいな♪レベルです。10万以下で、スリムタイプで、上記の2種になるかと思っています。近くの楽器店にローランドを試弾できるんですがまだ行けていません。わからないなりにも次の休みには行ってみるつもりです。コルグは取り寄せのみ可でした。ネットで下調べをしていますが、素人にはよくわからず答えが出せず、クリスマスも近づいてきており、参っています。ブログを拝読しますと、鍵盤は350の方がよさそうですが合っていますか?ピアノに近いタッチが第一希望です。何かよきアドバイスをいただければ幸いです。

Re: 質問です(korg350とローランドF-110)

読んでいただきありがとうございます。クリスマスプレゼントですかー。いいですね!

コルグLP-350とローランドF-110だと確かに鍵盤はコルグの方がピアノに近いと思います。

ただ、小さいお子さんの場合、骨格がしっかりしてきて曲の練習ができるようになるのが5~6歳とも言われています。3歳くらいのお子様が純粋に音に親しむという目的で考えるなら、むしろ、たくさんの音色が入っていて良い音で鳴ってくれるF-110の方が目的には近いかもしれません。

あるいは、将来の買い替え前提で考えるなら、コルグのSP-170という新機種がかなり安価で出ていて、それなりにバランスの良い機種かとは思いますので、もし楽器店に見に行かれることがあれば試されてはいかがでしょう?

何かの参考になれば幸いです。


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